世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro、白髪染めサブマフラーの実験
このシリーズの前回の記事は3月1日投稿の「世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro、サブマフラーの実験」でした。 その後、こてるRCGFのサブマフラステーと一緒にNGH GT9-Pro用サブマフラーの後部ステーができました。 3月1日の記事で「対照実験をしよう」と書い... 続きをみる
世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro、白髪染めサブマフラーの実験
このシリーズの前回の記事は3月1日投稿の「世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro、サブマフラーの実験」でした。 その後、こてるRCGFのサブマフラステーと一緒にNGH GT9-Pro用サブマフラーの後部ステーができました。 3月1日の記事で「対照実験をしよう」と書い... 続きをみる
天気予報では土日は天気が崩れそうです。天気が良くて風が弱いという金曜日(3月25日)に初飛行をしようと頑張りました。 尾輪 かなり前の記事で自作の尾輪の写真を上げましたが、この写真の尾輪は自分で作ったものではありません。ジャンク箱から出てきたものです。誰かが機体(Apolloだったかな?)を落... 続きをみる
こてるRCGFの再生㊶、初飛行までもう一息、サブマフラー、キャノピー、カウル
前日(3月21日)の昼、自転車で買物に行こうとしたらタイヤの空気が抜けていました。虫ゴムを替えたのですが直っていません。手漕ぎの空気入れで空気を補充してもいいのですが「自転車の空気入れ」を使うことにしました。 サブマフラーの作業 喜んでいいのか悲しんでいいのか「自転車の空気入れ」を使い切ったの... 続きをみる
こてるRCGFの再生㊴、胴体ほぼ完成、メカ積み、水平安定板の取付け
金土日はいろいろと用事があって作業が進みませんでした。 が、用事の合間を縫って作業を続けました。 主翼止めラッチ 主翼の抜け防止のためのラッチ(こういうのもラッチというんですかね?)を取り付けます。 この機体はこてるRCGFを修理・再生するものですから先代こてるRCGFの仕掛けを再利用しま... 続きをみる
こてるRCGFの再生㊳、水平安定板完成、塗装の修正、アラインメントピンの取付け、キャノピー
水平安定板のフィルム張り 水平安定板は胴体との継ぎ目ギリギリまでフィルムを張りたいので胴体に仮付けして胴体との継ぎ目をマークします。 かねて準備の型紙でフィルムを切り出します。 セオリーどおり下側から張ります。 ヒンジの部分は貼ってからフィルムを切るのが厄介なので最初から切り込みを入れてお... 続きをみる
こてるRCGFの再生㊱-2、カウル、キャノピー、動翼フィルム張り
塗装の道具を車からおろしたらお日様が出てきました。でも、風が出てきたのでやはり塗装は延期にして胴体以外の作業を進めます。 カウルとキャノピーの仕上げ、水平安定板と動翼のフィルム張り、コントロールホーンの取付け、主翼取付け部の細工、サブマフラーステーの製作とか結構作業があります。 カウル カウ... 続きをみる
塗装下地作り エポキシ樹脂をダメ押し?で塗った(なすり付けた)おかげでグラスの目がかなり埋まって、繊維が出てボソボソになった部分が落ち着きました。極端なことを言えばこの状態でも飛ばせると言えば飛ばせます。 ウレタンを吹く前に軽く水研ぎします。 グラスの目が埋まったところはエポキシの層が凸凹し... 続きをみる
胴体のエポキシ処理のかたわら艤装関連の作業を続けます。 尾輪操向機構 尾輪と方向舵がつながっていると尾輪に外力が加わった場合、方向舵(ラダーサーボ)にも力が加わります。 方向舵と尾輪を細いばねでつなげているのは方向舵に加わる力を緩和するためでした。 F3A用にはこんな製品があります。模型屋... 続きをみる
マイクログラス貼り、2回目と3回目 マイクログラスを貼り始めて2日目、2回目を貼る前にそれなりの準備が要ります。 マイクログラスの縁の処理 マイクログラスを継ぎ足して張るのですが、そのとき二重になる所を目立たなく、最小限にする工夫をします。 マスキングテープの上にかぶさったマイクログラスをマ... 続きをみる
こてるRCGFの再生㉚、タンク・点火ユニット室カバー、マイクログラス貼り①
朝、樹脂の状態を調べると手でさわっても大丈夫なレベルになっていました。 接着剤が表面に出たところは樹脂が木目に浸み込まないので光っています。そのほかの部分では樹脂はバルサに浸み込んでいますから目止めの効果は果たせて重量の増加は僅少ということでしょう。ティッシュで余分な樹脂をぬぐっておいたのは正... 続きをみる
エポキシ処理は、バルサの生地にいきなりマイクログラスを貼るのではなくいったんバルサに薄くエポキシを塗ってからマイクログラスを貼るという手順にしています。 なぜそうするかと言えば、 ①低粘度のエポキシはじゃんじゃんバルサに浸み込むのでいきなりマイクログラスを貼ると、貼るのに必要な量以上のエポキシ... 続きをみる
1月8日の活動、無人航空機登録問題(クラブ登録しろと言うけれど)
RCGF-2の飛行 6日に降った雪が残る中、RCGF Stinger 10cc RE用排気系の調子を確認するため飛行場に行きました。排気系は前回の記事のとおりの、サブマフラー、5mm中間レデューサー、小型サブマフラー、5mmレデューサー内蔵テールエンドという仕様です。 飛行場に来ていたのは僕の... 続きをみる
エンジン機のキャノピーをスタイロフォームで作る-7 色塗装下地完成
塗装下地作り キャノピーの塗装下地作りの工程です。上塗りの2液性ウレタンのシンナーが侵入しない層を作るのが主な目的です。 まず、マイクログラスを貼ったキャノピーを軽くサンディングします。続いてグラスの裏側にエポキシ樹脂が回っていないところがなくなるようにもう一度エポキシ樹脂を塗ります(すり込み... 続きをみる
世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro奮闘記⑤
世界最小(と言われている)NGH GT9-Proの奮闘記の5回目です。今回はマフラーが出力に及ぼす影響です。 行程容積が9ccなら0.55立方インチですが、ガソリンエンジン奮闘記③でも述べたように、グローエンジン用のマフラー(OS 873)を付けるとグローの25クラスを上回るかな、くらいの力し... 続きをみる
世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro奮闘記④
ガソリンエンジン奮闘記③ではNGH GT-9 Proの構造上の特徴と回した結果をおおざっぱに述べました。 このエンジンを使ってみようという人、どうにもならなくて困っている人(ヤフオクで新品が出品されているのは愛想をつかして手放す人がいるためでしょうか)の参考になればよいと考え、重複をいとわず低... 続きをみる
世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro奮闘記①
グロー燃料って高いですよね。現在4ℓ缶で店頭価格3000円を超えているようです。僕の飛ばし方でも50フライトくらいで一缶無くなってしまいます。ガソリンエンジンならランニングコストを減らせそうです。 定年退職後、趣味の世界を広げるべくネットで情報収集していたら9cc~10ccクラスのガソリンエン... 続きをみる
小型ガソリンエンジンRCGF 10cc REの消音、テストスタンドを作る、概ね完成
テストスタンドの作成で記事を作るような者はいないでしょうが、人のやらないことをやるのが偏屈者である所以です。 テストスタンドは大体できました。 部材を仮組みするとこんなぐあいです。マフラーが真っすぐじゃないじゃないかとのご指摘はあるでしょうが機体に載せる時はこんな具合になりますからそれを再現... 続きをみる
「差し込み式ピアノ線後傾脚」仕様のこてる32は数十回の着陸でピアノ線を固定していたホイールリテーナーが外れました。このあたりの事情は以前のブログに書きました。 壊れたところをチェックしました。 リテーナーの溝の跡が残っているのが分かりますがリテーナーの溝くらいでは回り止めにはならないというこ... 続きをみる
こてる32の主脚は去年の10月に新仕様の脚に換装しました。 この辺の経緯は以前のブログに書きました。 こてる32の「差し込み式ピアノ線後傾脚」の耐久性を本格的に確かめたくて敢えて風の強い日に飛ばしてみました。 いつものとおり脱線からです。 こてる32に搭乗するパイロットのこてるさんとキャ... 続きをみる
NGH GT-Proのフン詰まりマフラーでの運用について以前のブログで書きました。 RCGF 10cc REでは? フン詰まりマフラーでは低い回転数で運用した方がいいと屁理屈を並べました。NGH GT9-Proでは理屈通りでしたからRCGF 100cc REでも試しました。 4月5日、晴れ間... 続きをみる
ちょっと前のブログでカーボン脚をエポキシ樹脂で修理したことを書きました。 この時修理した脚はこてるRCGF用でしたが、こてるRCGFはピアノ線脚仕様に改修したため修理した後でのカーボン脚の耐久性は検証できていません。 サンプルが確保できた 現状で唯一カーボン脚を装着しているのはこてるNGHだ... 続きをみる
こてるRCGFはグローエンジン用のマフラー仕様で飛ぶようになりましたが作りかけ感がありありなのでいろんな部品を作って見映えを良くすることにします。 最近FRP工作に凝っているのでこてるRCGF用の部品もエポキシ樹脂で作ることにしました。 ベリーパン サブマフラーを撤去した胴体裏側はでかいくぼ... 続きをみる
いよいよグローエンジン用マフラーをつかってのガソリンエンジンの消音実験ですが、ENYA 61CX用のマフラー(SM611CX)を付けただけの素直な仕様の実験だけでは面白くないのでよせばいいのにいろいろと実験することにします。 こんな排気デバイスを準備しました。左の二つは小型サブマフラー、右はS... 続きをみる
家の用事(孫対応や妻の親族対応)や天候によりRCGF 10cc REの排気音の実験ができないのでこてるRCGFの改修を続けます。 プラグコードの踊り狂い止め プラグコードの踊り狂い防止ステーの追加作業です。 胴体側の溝にプラグコードの半分が納まる形になりました。 カウルを付けるのですからカ... 続きをみる
こてるRCGFの改修④ カウルの追加改修、プラグコードの処理
こてるRCGFのグローエンジン用マフラー仕様はほぼ完成ですが、金土日は家庭の都合で実験できません。 ということで家の用事の合間に追加の作業をします。 カウルの追加の改修 プラグコードを胴体側面からシリンダーヘッドまでストレスなく自然に伸ばしてみました。 カウル取付けブラケットが「ここを通し... 続きをみる
こてるRCGFの改修では大物のけりが付いて艤装に取り掛かりますが、艤装の前にやることがあります。 タンク取付け台 タンク取付け台は防火壁に接着していましたが、その部分の防火壁が無くなったので改修しました。 タンク取付け台は固定式ではなくねじ止めです。タンク取付け台が胴体に固定されていると点火... 続きをみる
こてるRCGFにグローエンジン用マフラーを付けたガソリンエンジンは付くようになりました。これを飛ぶようにするにはもう一苦労か二苦労しなければなりません。 プラグコードの処理 オリジナルのマフラーを付けていた時は、プラグコードは2本出しのマフラーの尾管の間を通していました。スマートな設計でプラグ... 続きをみる
小型ガソリンエンジンRCGF 10cc RE用にグローエンジン用のマフラーが取り付けられる状態になったのでグローエンジン用マフラー搭載のRCGF 10cc REが乗るようにこてるRCGFを改修しなければなりません。 改修準備 まず、エンジンを排気系ごと外します。 エンジンは排気系と一緒に外せ... 続きをみる
ガソリンエンジンの消音、グローエンジン用マフラーの流用(余計なことが続く)
グローエンジン用のマフラーに対する余計な工作の続きです。 スペーサーの細工 アルミ缶の内径とマフラー後蓋の外径はほぼぴったり合うのですがそのままでは気密が維持できません。 液体ガスケットでシールするだけでは心もとないので気密を確保する工夫をします。 スペーサーはアルミ缶を輪切りにして2つ作... 続きをみる
RCGF 10cc REにグローエンジン用マフラー(ENYAのSM611CX)を取り付けてどれだけ消音効果があるかの実験をするために新しい機体(胴体だけ)を作ることにしました。 現用のこてるRCGFは飛ばしやすくて気に入っているのでその設計を流用します。 この絵は外形図、側板、エンジンの見取... 続きをみる
先のブログで「新しい排気系を作ろう」と考えて「60クラスのグローエンジンのマフラーどうにかして付ける」というようなことを書きました。 手持ちの資材と道具でどうにかならないかと考えて在庫を探してみました。 資材はあった、さあ作ろう グローエンジンのマフラーは手持ちにOS用とENYA 用のマフラ... 続きをみる
ラジコン技術の3月号を買ったら小型のガソリンエンジンの記事が載っていました。55クラス(9cc)と37クラス(6cc)ですね。 つい先日、事情通のメンバーからこのエンジンの存在について飛行場で教えてもらったのですが実物が入手可能なようです(でも、アストロホビーのサイトを探しても見つからないんで... 続きをみる
ガソリンエンジンの消音、RCGF 10cc RE用のサブマフラー③ 実験不成立
こてるRCGFの排気系は第1、第2のサブマフラーの両方がストレート構造から隔壁構造になりました。 能書き ブログでは動画をアップしても「静かになった」とかの効果はわかりませんから実験の前に能書きを垂れます。 Jw_cadで描いた図面をパワーポイントに貼り付けて説明を入れました。 ホワイトボ... 続きをみる
カウル前部の胴体と食い違っているところを直します。 スタイロフォームの粉入りの樹脂を盛って、その上に生クロス(樹脂を含浸させたガラスクロス)をかぶせます。 このまま固めると削るのに面倒ですから無い知恵を絞ります。 知恵というほどのものではありません。アルミアングルの上に乗せた状態で加熱して... 続きをみる
技術も経験も乏しいアマチュアの工作ですからFRP工作でもいろいろと欠陥ができます。そのままでも空に上げてしまえばわからないんですが見た目がね・・・。 ということで欠陥を修正します。 へこみ ホイールパンツにもカウルにも樹脂が回っていないところがあります。 樹脂が回っていないところを調べると... 続きをみる
カウルは胴体に付くようになりました。次は各部の仕上げです。 トリミングとか プロペラシャフトが通る穴をきれいな円にします。 コンパスの要領でプロペラシャフトを軸にマジックをぐるっと回して印をつけます。 家の中の丸い物の中で直径が合う物でプロペラシャフトが通る穴をきれいにします。 今回は前... 続きをみる
実用試験で明らかになったカウルの強度不足に対する対策をします。素人がやることですから手間を惜しまず無駄に凝ったやり方にします。 スタイロフォームを2mmくらいにスライスしたものをカウルの縁にエポキシでくっつけ、マイクログラスを貼って補強材にすることにします。 補強材を付ける所を荒らしてスタイ... 続きをみる
ホイールパンツもカウルも形ができて後は塗装を含む表面処理だけになりました。が、カウルにもう少し手を加えます。 カウルの追加工作 カウルはマイクログラス1枚、#200のガラスクロス1枚で作りましたがそれではヘナヘナで、セミの抜け殻ほど弱くはありませんがエビの殻レベルすから取付け部や開口部の周囲を... 続きをみる
今回もカウルとホイールパンツに木目調塗装をします。 木目調塗装については過去の記事でも書いたことがありました。 1回目の木目調塗装では「結構うまくいくもんだ」(自己評価)と感じました。 2回目の木目調塗装は「技量が進歩したかな」(これも自己評価)という感じです。 いよいよ3回目の木目調塗... 続きをみる
昨日の記事は中途半端で終わりました。樹脂が固まるのを待たなければならないので時間がかかります。 カウルの機首の開口部の工作を続けます。 開口部はうまくいった 表側から流した樹脂はちゃんと回っているでしょうか。 クリヤファイルで作った離型材をはずして調べると、 樹脂が回っていないところがあ... 続きをみる
カウルの組立てが終わったので次は取付け部の工作です。 胴体側にはすでに取付け用のブラケットを取り付けてあります。 普通にブラケットにカウルをねじ止めするだけならこのブラケット(ステーというのかな?どちらが正しいんでしょう?)に合わせてカウルに穴を開けるだけでよいのですが、カウルを皿ビスで取付... 続きをみる
FRP製のエンジンカウルを作る⑫ 雌型はむりやり完成、新シリーズへ
雌型のエポキシ樹脂での修正が終わったの塗装です。 今までの経験でエポキシ樹脂で製品を作るときはラッカーで雌型をコートすれば大丈夫だったので白のラッカースプレーを使います。ラッカーにはいろいろ欠点はあるんですけどね。 ラッカー塗装1回目 一回吹いた状態です。ホイールパンツの雌型の2回目のラッカ... 続きをみる
FRP工作のような大掛かりなものが行えない状態が続くので小ネタです。 今回は組んでから3年くらいたったガソリンエンジンの配管がどうなっているかの紹介です。 クランクタンクの中のチューブ こてるNGHはタンクを組んでから3年くらいたっています。 クランクタンクの中のチューブはおもりの重さで曲... 続きをみる
ホイールパンツの新規作成⑨ ピアノ線脚用の雄型-7 雄型は妥協の末に完成へ
ホイールパンツの母型(原型?)の3回目の塗装の塗面を修正しました。 泡ができたところを削るとこんな感じになりました。フラッシュを焚いたので穴になったところが白く光って見えます。「このくらいの穴ならワックスをすり込めば埋まるんじゃないかな」とも思いますがもう一回塗装することにしました。 水研ぎ... 続きをみる
ホイールパンツの母型の塗装は水性塗料と言えども匂いがきついしミストも飛ぶので飛行場でやりました。 塗装のためだけに往復1時間かけて飛行場に行くはももったいないので飛行機も持って行きました。 太らせたカンザシは大丈夫 飛ばしたのは久しぶりのこてるRCGFで、リニューアルしたカンザシの強度試験も... 続きをみる
ホイールパンツの新規作成⑦ ピアノ線脚用の雄型-5 塗装のやり直し
ホイールパンツの母型の塗装を始めましたが最初から失敗したのにはがっかりです。 が、塗りなおせばよいので作業意欲は衰えません。 塗装に失敗した母型の状態はこんな状態です。 全く無事なブロックもありますが、火ぶくれになったようなところがあるブロックもあります。火ぶくれ状の所は何かがシンナーで膨... 続きをみる
FRP製品をいろんなやり方で作る① セメダイン1500で製品を作れるか
セメダイン1500はスタイロフォームを侵さない樹脂だという特性を考えて、スタイロフォームの原型から雌型を作るための資材として購入しました。 雌型を作ってみると硬化後の樹脂は積層用樹脂ほどもろくないことが分かりました。積層用の樹脂は繊維が入っていない樹脂単体の状態だとパキッと割れますがセメダイン... 続きをみる
ここ数か月の間に壊したエンジン機2機の修理が終わりに近づきました。 こてる32は主脚の仕様を変えたほか、エンジンをOS32SXからENYA SS35に換装しました。 こてる32のエンジン換装 僕のOS 32SXは水平状態で吹き上がりを良くし、アイドリングが安定するように調整すると機首上げでは... 続きをみる
最近、家の事情でラジコンどころではなくなっていたので更新が滞っていました。 家の仕事の合間に複数のラジコン関係の作業を並行的に進めています。ある時はバルサ細工、ある時はFRP工作、またある時はアルミのロウ付け作業という感じです。 今回はこてるNGHの補修作業です。 胴体底板前部 バルサでふ... 続きをみる
僕の車を前に洗車したのは6月末です。洗車の間隔があいているのでさぞかし車が汚くなっているだろうと言えばそうでもありません。 飛行場の行き帰りに水たまりを通るので泥がはねていますが、ここ1か月の間で台風や大雨の中を走って天然洗車機に通した状態になっているので僕の基準では結構きれいです。 とはい... 続きをみる
こてるNGHは砂地に不時着させてダメージを受けました。不時着させたのは春でしたが暑い時期は作業せずに放っておきました。涼しくなったので補修作業開始です。 胴体の破損状況 不時着でマフラーが壊れ、脚が取れたことで胴体にダメージを受けました。 壊れたマフラーが当たったのか、もぎ取れた脚が当たった... 続きをみる
代替ドープについて書いた以前の記事で、僕が酢酸セルロースペレットを買った業者のサイトの記述が変わっていることを紹介しました。 その記事で「サイトの管理者が僕のブログを読んだのかもしれません(まさかね)」と書きましたが、この業者のサイト管理者が僕のブログを読んでいることが分かりました。 ドープ... 続きをみる
去年の夏、フロントグラスやヘッドライトが古ぼけてきたのに気づきました。ほっときゃ安全走行に影響が出るんじゃないかと心配になって車の手入れをするようになりました。 素人が手を出したら危ないことはディーラーに丸投げするとして、素人ができることと美観に関わることに手を出します。 洗車についてはネッ... 続きをみる
思いのほかヘッドライトの古ぼけ対策の記事を読んでいる人が多いことが分かりました。自動車の整備についての知識や経験がないラジコンをやっている者のいい加減な対策を真に受ける人がいないか心配です(そんな人はいないだろうけど)。 せっかく読んでも役に立たない情報しか得られないのはお気の毒なので僕の独自... 続きをみる
代替ドープを試す 色ドープ 本番②主翼の稲妻、ラッカーうすめ液はだめだった
水平尾翼の稲妻の様子を見てみます。シンナー(アセトンとドープサイザー)が抜けたらどうなっているのでしょうか。 前のブログの写真と同じじゃねえかと思われるかもしれませんが丸二日立った後の写真です。なんどもいいますがツヤは出ていません。塗りたてなのに何年かたったような風合いです。ドープサイザーのお... 続きをみる
エルロンロッドカバーは先端が2次曲面ですし本体と縁がつながる所のRもあります。 雌型を作るのにも苦労しましたが、こういう雌型で製品を作るとき、クロスが型から浮き上がらないようにすることはほぼ不可能でしょう。 ということで製品用のクロスを雌型に密着させるための「押さえ型」を作ります。 押さえ型... 続きをみる
木曜日(7月6日)の午後、朝からの雨が上がって風もほとんどないのでEPピコ水上機仕様の試験飛行をすることにしました。 水上機の発着場 20年くらい前の台風で川の流れが変わって僕らの飛行場の崖の下に砂地ができました。水上機の離発着に好都合なので僕らのクラブのメンバーの多くは水上機や飛行艇を持って... 続きをみる
水上機用のフロートを作るのですがバルサで作ると胴体を作るのと変わらない手間がかかります。双フロートですから2機分の胴体です。「めんどくさいな」と感じて僕の最初の水上機のフロートは発泡スチロールで作りました。 発泡材 1作目はいわゆる発泡スチロールで作りましたが発泡材には種類があります。 htt... 続きをみる
「代替ドープ仕上げの電動機」改め「EPピコ」の製作 カウルの完成までもう少し
代替ドープ仕上げの電動機の無人航空機登録が終わったところでシリーズの名前を変えることにしました。 ドープの代替塗料はセルロースセメントも酢酸セルロースペレットをアセトンで溶かした塗料もドープの代替になり得るという結論が得られたので「代替ドープ」という表題をいつまでもシリーズの名前として使うのは... 続きをみる
代替ドープ仕上げの電動機 カウルの色塗装下地作り、特定区域変更届出
カウルの塗装も石粉粘土細工の操縦桿も湿度が高い環境なので乾きが遅くて作業が進みません。 カウルの色塗装準備 バルサパテの整形を切り上げてもう一度水性ウレタンを塗りました。 すでにノックピンが付き、固定用の磁石もついているのでこの状態でも飛ばすことはできますが無人航空機登録がまだです。焦らずに... 続きをみる
月曜日(5月15日)は天気が悪いのでドープの代替塗料の作業はできません。それ以外にできる作業としてキャノピーの塗装とコクピット関連の作業を進めます。 キャノピーのフレームの塗装の続き 2回目を塗りました。厚く塗りすぎて垂れたところがあります。よせばいいのに生乾きのときに指で押したら指紋が付きま... 続きをみる
5月12日(金)の午後にドープ作業をしました。 晴れてはいましたが湿度が高い状態です。湿度が高いと言っても60%ですから体感的にはさほど湿気は感じません。 この日のうちに仕上げてしまおうと考えて飛行場に向かう途中に寄り道して釣具屋さんで500ml入りのセルロースセメントを買いました。 まず... 続きをみる
セルロースセメントについて調べたことと実際に使ってみた感想をまとめます。 何セルロース? 釣りのルアーのコーティングなどに使うセルロースセメントには何種類かありますが僕が使ったのはオフィスアクセル(OFFIE ACCEL)のセルロースセメントDXという製品です。 http://www.offi... 続きをみる
代替ドープ仕上げの電動機 代替ドープにマスキングテープは使えるか?
マスキングテープは塗料の溶剤で糊が溶けては困るので普通の塗料では溶けないような仕様にしているのではないでしょうか。塗料の方でもマスキングテープが使えなければ困ります。 これは普通の塗料とマスキングテープの話ですが代替ドープではどうでしょう。 アセトンを溶剤にした自作の代替ドープではマスキング... 続きをみる
代替ドープ仕上げの電動機 ドープ作業で出る白いカス、コクピット
天気が悪くて屋外での塗装ができません。 日曜日の未明の作業に続き、月曜日の未明(2時から4時まで)に台所の換気扇の下で塗装作業をしました。今回は主翼の窓の部分の絹の目をふさぐまで頑張りました。 アセトンでかなり薄めた塗料を使うので最初のうちは激しくかぶります。翼端の区画は二回目を塗った直後、... 続きをみる
いよいよ絹張りを開始します。胴体を黄色、翼を赤、昔のENYAの箱のような色合いにしようかとも思いましたが黄色と赤では色合い的にどうかなと思ったので胴体も赤にすることにしました。 主翼は酢酸セルロースペレットをアセトンで溶かした代替ドープ、胴体とハッチはセルロースセメントで仕上げることにします。... 続きをみる
低翼面荷重のこてる32はフワフワヒラヒラ飛んでそれなりに面白いのですが失速特性が良すぎです。 スナップロールをしようとしてエレベーター、ラダー、エルロンを一杯に切ると小さなバレルロールにしかなりません。 スピンに入れようとすると、頭を下げた後は主翼が失速から回復するのかスパイラルダイブの状態... 続きをみる
自作パイロット人形を作る-12 無理やり完結、ヘッドセットは今後の課題
自作パイロット人形のヘッドセットは飛行帽にはめ込んだイヤーカップまでしかできていません。これにヘッドバンドとマイクロフォンを付ければ完成度は増します。が、・・・ ヘッドセットをどうしよう このクラフト紙の切り紙細工がリアルになるんでしょうか。 これは1/6のフィギュア用の小道具です。こういう... 続きをみる
パイロット人形は結構できてきました。 こんな構成品を組み合わせます。 首・型と頭部は工作しやすいように別々にしていましたがそろそろ結合します。接合部分に軽量紙粘土を盛っておきます。 ヘッドセットのイヤーカップは飛行帽の筒にはめ込んである感じを再現します。石粉粘土にしたので細かい溝も表現でき... 続きをみる
飛行帽と飛行帽の付属品のヘッドセットを作ります。 飛行帽 作業の進行を早くするため飛行帽をパイロットから脱がせて暖房用のラジエターの上で乾かしました。 カラカラに乾いたらかなり縮みました。それをむりやりパイロットにかぶせると見事に裂けました。 飛行帽を霧吹きで湿らせて柔らかみが出たところで... 続きをみる
キャノピーを本物っぽくする-8、追加工作、パイロット取付け部の見直し
キャノピーのフレームの塗装が完了してハッチはほぼ完成です。あとは見映えを向上させる工作です。 フレームのリアル感を増す このキャノピーはフレームの部分で前後で分割されているという想定ですから(実際に別部品をつなげています)分割線を表現します。 プラモデルで言うスジ掘りのようなことができないか... 続きをみる
初の本格的な人形を作っているのですが、髪型の整え方について新しい情報を見つけました(気付くのが遅い)。 髪型を決める ある程度髪型が決まったのですがピンピン跳ねているところがあります。 ドール界隈の人たちは髪をセットするときに人間用の整髪料のほかに「水溶性木工ボンド」(酢酸ビニル系?)や「液... 続きをみる
最初にお断りです。 ハイクオリティな作品を作りたいのなら人形(ドール、フィギュア)の作り方の本を買うか図書館で借りるかすべきです。お金がもったいないとか図書館に行くのが面倒であればネットで調べられます。 僕はネットで調べるだけにしました。 パイロットの位置 実機でパイロットがどのあたりに乗... 続きをみる
透明のキャノピーなのに無人の飛行機が飛ぶのはおかしいと思いませんか? そういう機体を飛ばしている人に面と向かっては言いませんが間抜けな感じ違和感があります。 ということでパイロットを乗せることにします。というかパイロットを乗せるために透明のキャノピーを作ることにしたという順番です。 縮尺は?... 続きをみる
キャノピーのフレームは厚めの塗装で再現することにしましたがその前にフレームまわりをできるだけ平滑にしておかなければなりません。 段差を消す 昨日段差の処理をしたキャノピー後部をチェックしました。 離型剤にしたクリヤファイルはきれいにはがれました。キャノピーの後ろは平面になりました。 エポキ... 続きをみる
ペットボトルでキャノピーを作る-9 ペットボトルの傷は消せるか
ネットで探してもペットボトルの傷の消しかたは見つかりません(見つけられません)。 プラモデルの透明キャノピーのパーティングラインの消し方やオートバイのウインドスクリーンの傷の消し方がいろいろとアップされています。 プラモデルはスチロール樹脂(ポリスチレン)、オートバイのウインドスクリーンはポ... 続きをみる
試作品のキャノピーが確保できたので前の部分(風防部)と後の部分(天蓋部)を結合できるか検証します。 その前に天蓋部にラッチのつまみが通る穴を開けなければなりません。 キャノピーのトリミング 天蓋部を仮止めしてラッチのつまみが通る穴をけがいて 穴を開けます。 完成状態を念頭に置いてラッチの... 続きをみる
上のプランク材を張る前にカンザシ受けのパイプを取り付けたりの作業をしなければなりません。リブを主桁と後縁材に取り付けただけのヘナヘナな主翼をある程度扱えるようにします。 前縁材の取付け ハーフリブを取り付けます。下の主桁に点付けしただけですから非常に心細い状態です。ハーフリブがグラグラしますか... 続きをみる
既存のホイールパンツ(スパッツ)をピアノ線脚につける ①準備編
自作のホイールパンツをこてる40XZに取り付けたので現用機でホイールパンツが付いていないのはこてる61CXだけになりました。 こてる61CXにもホイールパンツを付けよう 僕が保有する最大のエンジン機であるこてる61CXは絹張り仕上げの高級機?ですが、むき出しのホイールのせいでチープさが漂ってい... 続きをみる
自作ホイールパンツは塗装がまだの状態ですが、ホイールパンツなしのこてる40XZを飛ばしたら泥除けの意味でホイールパンツを早く付けたくなりました。 取付用ブラケットの工作 脚側に取付け用の仕掛けを作ってホイールパンツとホイールを仮組みすることにしました。以前の記事で「同じ50mmでもアイエム製は... 続きをみる
アクセス数を見ると去年書いた自作のグロー燃料の記事が今も読まれています。こういうことに関心を持つ物好き読者もいるようなので自作グロー燃料と市販燃料を比較します。 僕は自作のグロー燃料について「力は出ないけどベアリングから変な音はしなくなった」というような使用感はあるものの市販燃料と客観的な比較... 続きをみる
文字だらけで理屈っぽい投稿です。 リモートID特定区域の届出は迅速に受理しなけりゃね 4万円超えのリモートID機器の搭載を免除してもらうため、リモートID特定区域の届出書を郵送で提出しました。飛行開始の日は6月20日ですからそれより5開庁日前に届くように6月9日に投函しました。 国交省航空局... 続きをみる
こてるRCGFの改修と追加の作業③、脚取付け部のカバー、カウル、その他
こてるRCGFが飛ぶことが分かったので一安心ですが終末段階の作業を進めます。 脚取付け部のカバー カバーは7mm厚のザ・スリムで作ることにします。 見映えの要素が大きい部品ですから脚取付け台とサブマフラー室の壁に点付けで接着して主脚が外れるとかの外力が加わったら他の部品に損傷を与えずにはがれ... 続きをみる
こてるRCGFの改修の一環として小型サブマフラーのテールエンドを作り直すことにしました。 以前の記事にも書いた「氷曲げ」です。 冷凍庫で凍らせて、コマを当ててまげたら「グキッ」という音がしました。うまく曲がるときは「キチキチキチ」という手ごたえですから変です。 コマから外すとパイプが折れて... 続きをみる
サブマフラーの取付けの目途がついて初飛行が近づきました。 初飛行はキャノピーとカウルの塗装が終わる前に済ますつもりですが残りの作業を焦らずに進めます。 サブマフラーステー 胴体を見ていろんな懸念材料が出てきました。底板は2mmバルサです。これに直接サブマフラーのステーを取り付けたら主脚が外れ... 続きをみる
こてるRCGFの再生㊵、飛ばせる状態になったが、サブマフラーがまだ
脚、リンケージ関連の作業は先代のこてるRCGFから回収したものが使えますからサクサク進みます。 操縦舵面 動翼を取り付けます。 溝とヒンジの両方に30分硬化のエポキシ接着剤(ボンドクイック30)を付けて差し込みます。差し込んで可動範囲いっぱいに動翼が動くことを確認します。その最中に「パリ... 続きをみる
こてるRCGFの再生㊲、動翼完成、クリヤ塗装、キャノピーの工作
動翼の完成 16日の夜に動翼のフィルム張りに続き動翼関連の作業を続けました。 フィルムを切り取ってそこに2mmくらい溝を掘ります。 エポキシ接着剤でコントロールホーンを取り付けました。ヒンジも取り付けて動翼は完成です。 クリヤ塗装 クリヤ塗装に出かけました。11時過ぎにコロナのワクチン接種... 続きをみる
コントロールホーン 出来合いのコントロールホーンに気に入ったものがないのでここ何年かは自作しています。 昔のラジコン技術やブログなどでホーンを自作する情報がありましたから「オレも作ってみよう」ということで作り始めました。 出来上がりはこんな具合です。材料は3mmのステンレスの長ネジ、3mm合... 続きをみる
機首ブロック回りのトリミング 前の生地にアップした機首ブロックにペタペタクロスの端切れを貼り付けた状態です。 クロスの端切れをトリミングしてざっとペーパーを掛けるとクロスが重なったところが分かりにくくました。機首ハッチやカウルともなじんでいます(自己評価)。 カウルは外形の整形が残っています... 続きをみる
バルサ生地のままにしておくと取り回しているうちにあちこちに打撲傷を負いますから表面を硬くしておくのが得策です。 下地作り 胴体本体、タンク・点火ユニット室カバー、機首ハッチはマイクログラスをエポキシ樹脂で貼る予定です。 エポキシ処理の下地作りを兼ねて最終的な整形を行います。 傷・へこみの修復... 続きをみる
塗装下地作り 残り少ないドープでの補修を始めます。まず下地作り。 主翼の補修部分のセメダインCが乾いたのでならします。切り出しをよく研いでまわりの無事な部分とツライチにします。 まわりを養生してサンドペーパーでならします。 段差は消えましたが隙間があります。右のほうにミシンの目のように連続... 続きをみる
新作サブマフラー作成の狙い 排気の気流音(空力騒音)対策など
今回はサブマフラーの実験結果をアップするまでのつなぎとして文字ばかりの理屈っぽい記事をアップします。 12月6日から作り始めて12月10日に完成したサブマフラーはRCGF Stinger 10cc RE用としては5作目です。うるさい飛行機を飛ばすのは肩身が狭いし飛ばす本人が疲れるので消音効果を... 続きをみる
キャノピー製作の3回目です。整形を始める前にラッチも付けて様子を見ます。 表面処理の工程ごとの重量増加をチェックするため整形前の重さを測っておきます。整形前の重さは約26gです。ラッチユニットで3gくらい増えました。 スタイロフォームの整形 書く順序が前後しますがスタイロフォームを切り出すと... 続きをみる
以前の記事でスタイロフォームでキャノピーを作っていると書きました。 今回、キャノピーを新作することにしたので作成過程を順次アップしていきます。 現在使用中のENYA 41-4C搭載機のキャノピーです(透明じゃないからただのハッチ)。キャノピーをスタイロフォームで作り出してから5作目くらいの作... 続きをみる
世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro奮闘記③
NGH GT-9 Proを実際に使った結果です。これからこのエンジンを買おうと考える物好きな人の参考になれば幸いです。国産品に比べればお値段なりなのは当たり前ですから温かい目で見守らなければなりません。 まず試運転です。OS46~55をセットできるテストベンチはあるのですが、点火ユニットや点... 続きをみる