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こてるRCGFの再生㉚、タンク・点火ユニット室カバー、マイクログラス貼り①

 朝、樹脂の状態を調べると手でさわっても大丈夫なレベルになっていました。


 接着剤が表面に出たところは樹脂が木目に浸み込まないので光っています。そのほかの部分では樹脂はバルサに浸み込んでいますから目止めの効果は果たせて重量の増加は僅少ということでしょう。ティッシュで余分な樹脂をぬぐっておいたのは正解でした(自己満足)。


 触ってみればケバが出ていることが分かりますがなぜる程度に軽くペーパーかければ取り除けるレベルです。400番のペーパーで一生懸命磨いたかいがありました。


 生地に一回目を塗ればどうせ塗料(樹脂)で膨らんで表面が荒れる、という考えで120番で整形した状態で塗ることもありますが、クリヤ仕上げにするときはバルサの生地についたペーパーの跡が見えてしまうので一回目を塗る前にできるだけ平滑にしておきます。

時間つぶしの作業

 前日の16時に混合したエポキシ樹脂が完全に硬化するのは昼頃です。


 ねばつくエポキシ樹脂や塗料をペーパーでこするとぺーパーに生渇きの樹脂(英語でpaint ballというもの)がくっついて対象物の表面に傷が付きます。カラミという現象でしょうか。硬化が進む間に別の作業をします。

タンク・点火ユニット室カバーにふたを付ける

 タンク・点火ユニット室カバーはドーム形ですからそのままではエンジンルームから後ろが筒抜け状態になります。これではキャブの吹き返しを含むエンジン周りを流れた空気が機体の中に入ります。
 こういうことではまずいので前の方をふさぎます。機首ハッチとのクリアランスが0.2mmくらいしかないので内側からふたをはめ込むことになります。

 型を写して1.2mmバルサを切り出してふさぎました。

 1.2mmのバルサのほかに、梁にしているヒノキ棒の下にバルサを付けて、燃料チューブとセンサーコードをはさむくぼみを付けました。タンク・点火ユニット室カバーを取り付ければ燃料チューブとセンサーコードが保持されることになります。

マイクログラス貼り、1回目

 一回で機体全体を貼るのは機体を保持する道具も知恵もないので無理ですから何回かに分けて貼らなければなりません。

下準備

 グラスを無駄にしないように型紙を作って切り出します。
 胴体後部に窓が開いているという構造上、何カ所かに分けてグラスを貼るのですが、マイクログラスを節約する観点からはかえって好都合です。


 グラスを継ぎ足すところにマスキングテープを貼っておきます。目立たなくするためロンジロン(強力縦通材)になっているヒノキ棒の所で継ぎ足します。マスキングテープは硬化後にマイクログラスを切るときの案内になります。


 塗布作業で機体を置きやすくすることを考え、1回目は、上(風船張りの部分)と下(マフラー室の後ろの底板)に貼ります。 


 エポキシ作業中の写真はありません。


 樹脂は柔らかいプラスチックの板で延ばしますが、使い捨てブラシも余った樹脂を吸い取ることができるので便利です。
 樹脂はしっかり回っているけれどグラスの目は消えない程度まで樹脂を使います。
 樹脂だまりができていたらティシュやペーパータオルで余った樹脂を吸い取ります。こするようにぬぐうとグラスがずれるのでペーパータオルを押し付けて吸い取るかロール状に丸めて転がすようにします。
 こういう作業をするのでラテックスの手袋は必須です


 貼り終わった状態の写真です、グラスの目が消えるほど樹脂は使っていません。


 垂直安定板の付け根です。こういう凹面を貼るときはブラシが役に立ちました。腰が強いブラシなので穂先でツンツンつついてなじませました。

 胴体下のひれですが、ここまで角度がきついと苦労します。こういう場所は作らないようにすべきでした。


 樹脂が余ったので機首ハッチにもグラスを貼りました。切り込みを2~3か所入れると空気取り入れ口まわりにもグラスがなじみました。
 タンク・点火ユニット室カバーを処理するには樹脂が足りませんでした。


 貼り終わった後も硬化するまでに浮き上がっているところがないか樹脂だまりはないか何回もチェックします。


 次のグラス貼りは胴体の下のサブマフラー室です。エポキシの硬化を待たなければなりませんから次の日の作業になります。

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