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スタイロフォームでフロートを作る、製作編のまとめ

 フロートの支柱や梁は切り出したままできれいになっていません。組み上がったフロート一式を取り外して細かい所を仕上げました。

 各部を仕上げた後、フロートセットをこの状態にまで組み立てて、簡単に陸上機から水上機に変えることができるようにします。塗装していませんが性能が良かったら塗装して美麗にします。


 水中舵は付けません。実機でも模型でも水中舵がない機体がありますし、僕らの環境では着水後は適当に浅瀬に乗り上げさせるという運用法で十分なので水中舵による精密な操向は不要です。そもそもスピードが出て滑走状態になったら水中舵はかえって邪魔になるんじゃないでしょうか。

フロートセットの重さ

 重さを量ってみます。

 フロート本体は155g、底面の凸凹をならして塗装すれば170gくらいになるでしょうか。グラスを貼る前の重さは76gでしたからグラスと樹脂で倍以上の重さになりました。

 支柱、梁、筋交いで53g弱、

 全部で200gを超えました。ちょっとがっかりです。強度が必要な部材ですからしょうがないのですが、底をグラスクロスではなくマイクログラスにするとかの工夫でもう少し軽くできたと思います。


 陸上機として運用するときの脚の重さはどのくらいかといえば、

 約72g、水上機仕様では差し引きで150gくらい重くなります。


 ちなみに前作のフロートは約180gで、容積が大きいわりに軽めです。

水が入りそうなところは?

 水上機と言えば防水対策です。
 EPピコは、転覆したときはしょうがないとして通常の運用では水が入りにくいように工夫しました。

 エレベーターのコントロールロッドとラダーのコントロールワイヤの出口はノイズレスチューブにしています。エレベーターを引きすぎると尻尾が水没する可能性はありますがここからは水は入らないでしょう。

 主翼を左右分割式にしたのも防水の観点で有利です。主翼取付け部から水が進入しそうなところは主翼止めのFRPの爪が入るところとエルロンサーボのリード線を通すところですが完全に水につかることがなければ大丈夫じゃないでしょうか。

 受信機とサーボを積んだ区画は隔壁で区切っています。アンプから受信機にくるリード線の出入り口は切り込みを入れたスポンジをはめ込んでいます。転覆しない限り水は入らないと思います(そうだったらいいな)。
 

 アンプと電池を積んでいる区画は冷却風の入口と出口を機体の上の方にしています。アンプと電池は宙に浮かすようにしています。
 転覆するとかで裏返しの逆立ち状態になればアンプが水没する可能性はあります。でも、そういうことになったらその後は当然飛ばさないので大丈夫でしょう。


 問題はエルロンサーボまわりです。

 ロッドの出口から水が入り放題です。主翼を裏返しにして出口を上にしたとしてもしぶきは主翼の上にも飛びます。
 何か対策を講じることにします。

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