大晦日は風が強いので飛行場にはいかず、家でサブマフラー関係の作業をしました(このほか、はがれかかったフィルムの張り替えなんかもしました)。 RCGF Stinger 10cc RE用のサブマフラーの仕様は一応成功しましたが、やりたいことをすべてやったわけではありませんでした。 数値に表れると... 続きをみる
2021年12月のブログ記事
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12月30日は天気予報と違って快晴微風だったので今年の飛ばし納めに出かけました(大みそかにも飛ばすかもしれないのでまだ飛ばし納めではないかも)。 NGH GT9-Proの調子は? NGH GT9-Proは12月21日に飛ばした後放っておいたので、キャブレター(メタリングダイヤフラム)の状態がど... 続きをみる
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小型ガソリンエンジンのサブマフラーの飛行実験は12月29日に成功裏に終了したのですが、サブマフラーの前から廃油が漏れていました。よくあることなんですよね。 帰宅後調べてみると接着剤にクラックが入っているのではなく、接着剤とアルミがアルミ缶側で一部剥離していました。接着剤とアルミ缶の隙間に油がに... 続きをみる
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12月27日の実験は主翼を持って行かなかったので地上運転のみでした(主翼をもっていけば良かった)。地上運転では草刈機の音から脱却してグローエンジンのような音になったと感じましたが実際に上空でどう聞こえるかを試さなければなりません。 新しいレデューサー(テールエンド)の製作と取付け レデューサー... 続きをみる
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集合住宅の理事会の仕事、年賀状書き、家の掃除、洗車とかの余計な用事はさっさと済ませて、最優先課題であるガソリンエンジンの消音化に向けた実験を2021年内で行うことを目指して準備しました。 実験内容、レデューサーなどの準備 実験のベースにするサブマフラーは、貫通多孔管タイプのアルミ缶サブマフラー... 続きをみる
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無人航空機登録問題、落としたらどうするの? テセウスの船? その他
無人航空機登録が終わって一安心ですが、ほかの人のブログを読んで気が付いたことがあります。登録済みの機体を落としたらどうなるんでしょうか? 「無人航空機登録要領」(以下、「要領」)を読んでみます。 川に落とすとかして回収できなかったら登録を抹消することになります(手数料は戻りません)。登録の更... 続きをみる
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僕が持っている2台のガソリンエンジンはいずれも純正マフラーではうるさくて飛ばすどころではありません。 NGH GT9-Proの純正マフラーはこれで大丈夫かというようなものです。実際、大丈夫ではなく、地上運転であまりの爆音に驚きこのマフラーでは1回も飛ばしていません。 ご覧のとおりOSのマフラ... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン用サブマフラー 懲りずに新作-10 残念な結果
25日から寒波が来るということなので、24日に新作の「カー用マフラー流用連装サブマフラー」の実験をすることにしました。 消音効果がなかった時のことを考えて4作目に5mmレデューサーを付けたサブマフラーもバックアップとして持っていきました。編集の都合でなぜか4作目が機体に付いています。 午後一... 続きをみる
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24日の朝、メールを確認したら国交省からメールが来ていました。メールが来たのは23日の23:26、システムのメンテナンスが終わった後すぐということになります。 どうやら登録申請は受理されたようです。 ドローン登録システム(DIPS)を開いてログインします。 IDとパスワードは記憶させておい... 続きをみる
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12月23日にPay-easyの仕組みで銀行のATMで国交省に入金(役所的には上から目線で「納付」という)しました。銀行ATMから出てきた払込先は「国土交通省航空局無人航空機の登録申請」でした。 お金を払ったんだから受領確認、登録完了の連絡・登録記号の交付とすぐに進むと思ったのですが、12月2... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン用サブマフラー 懲りずに新作-9 完成へ
最終段階の工作 奥様が所用(このコロナ禍に都内でランチ)で不在中にヘアドライヤーで数分間エポキシを温めると12月22日の夕方にはゴム状にまで固まって作業ができるようになりました。 この状態では後部ステーはアルミ板とピアノ線を何の補強もなくエポキシ樹脂でつながっているだけです。振動にさらされれば... 続きをみる
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12月20日の夜に無人航空機登録申請をした後、国交省からの音沙汰がなかったのですが23日の10時に「手数料納付のお知らせ」が来ました。申請内容の確認が完了したそうです。 マルチコプターをやっている人のYoutubeチャンネルの動画では、国交省のサイトに選択肢として登録されている?DJIのマルチ... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン用サブマフラー 懲りずに新作-8 完成まで足踏み
新作の「カー用マフラー流用連装サブマフラー」はこんな構成です。シリコンパイプがオレンジ色になっているのはRTVシリコンの液体ガスケットが付いたため、焦げ茶色になった所は排気のタール的なスラッジが浸みこんだ所です。前々作で使ったシリコンパイプを使いまわしているからこうなります*。 * ここで使っ... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン用サブマフラー 懲りずに新作-7 完成間近
サブマフラーの前部取付けステーがほぼ完成しました。 胴体側の「受け」とねじで取り付ける「押さえ」にシリコンチューブがはまる溝がきれいにできました。シリコンチューブがずっこけないことを確認しました。 シリコンチューブをシリコンシーラントで接着すれば前部ステーは完成です。 取付けステーの「受け... 続きをみる
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9ccのガソリンエンジンNGH GT9-Proにアメリカ製のSlimLine Qシリーズマフラーを付けた仕様でマフラーの排気口の口径と回転数・排気音の関係を検証することにしました。 実験準備 準備したのは左から7mm口径、6mm口径、5mm口径のレデューサーです。レデューサーなしの口径9.5m... 続きをみる
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12月20日から無人航空機登録のポータルサイトの運営が始まりました。無人航空機を無登録で飛ばすと懲役1年以下又は50万円以下の罰金に科せられます。登録しないで飛ばせば無車検の車を運転するようなことになるということでしょうか。 ということで前の記事で紹介した7機をまとめて登録しました。 実際に... 続きをみる
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今回の記事はこれまでの記事のまとめのようなものです。ガソリンエンジンのマフラーと消音について僕が考えていることとやってきたことや調べたことをまとめます。 ガソリンエンジンはなぜうるさいのか ガソリンエンジンはうるさいのですが、ガソリンエンジンだからうるさいのではなく、同じ排気量、同じマフラーな... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン用サブマフラー 懲りずに新作-6 、作業再開
前部取付けステーを作り直しました。 新たなシリコンチューブの溝を作るために古い溝を削りとります。 木粉入りエポキシ樹脂を盛ってシリコンチューブを押し付けるときれいにシリコンチューブの形が移りました。これならシリコンチューブはずっこけません。 押さえの方にも同じ加工をすればOKです。 カー... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン用サブマフラー 懲りずに新作-5、一時頓挫
取付けステー作り直し 取付けステーにシリコンパイプを付けてみましたが、受けと押さえで挟んでみるとシリコンチューブが「逃げて」しまいます。これは設計ミスです。 ということで作り直すことにしました。シリコンチューブに圧力が掛かっても「逃げない」ような構造にしました。こういう図で分かりますかね。ホワ... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン用サブマフラー 懲りずに新作-4、合間に飛行
マフラー押さえ、後部ステーの工作 マフラー押さえのエポキシ処理です。 マフラー押さえに木粉入りエポキシ樹脂にシリコンチューブの形を移します。胴体側になるマフラー押さえと一体化しないようにセロテープで離型処理をしておきます。 一晩おいて置いたら後部ステーのピアノ線を仮止めは成功していました。 ... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン用サブマフラー 懲りずに新作-3、弥縫策の成功
前部取付けステーの工作-続き 前部取付けステーの受け側にナットを仕込み、押さえ側からネジを通して固定する仕組みができました。ナットがFRP板の裏側に固定されてるのが分かります。FRP板とMDF板の間に十分エポキシが回っているので安心です。次はサブマフラーと接触する部分の工作です。 サブマフラ... 続きをみる
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他のサブマフラーとの比較 これまで作ったマフラーと重さを比べてみました。アルミ鋳物製は153g、アルミ缶製はぐんと軽くなって65g、今回のカー用マフラー流用連装タイプはやや重めの115gです。 カー用サブマフラーは絞り加工とかではなく切削加工した部品をロウ付けで組み立ててサンドブラストを掛けた... 続きをみる
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タイトルが長いので短くしました。 RCGF Stinger 10-cc RE用のサブマフラーを5つ作った結果、出力の低下は抑えられたものの、音の方はグローエンジンの純正マフラー並みにはできなかったという微妙なことになりました。せっかく買ったエンジンなのでグローエンジン並みの音を目指したいもので... 続きをみる
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これまでは飛行禁止空域(人口密集地や飛行場周辺など)以外でなら、高度150m以上を飛ばさないなどのルールを守ればラジコン機を飛ばすのに登録とか事前申請などの必要はありませんでした。ところが来年(令和4年)からは100g以上の無人航空機(ラジコン機は当然含まれる)は登録しなければならなくなります。... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン RCGF Stinger 10cc RE用サブマフラーの製作-7 効果?の検証
日曜日(12月12日)、飛行場で実験しました。 人が少ない方が失敗しても恥ずかしくないのでほかのフライヤーの迷惑にならないので所要を済ませて少し遅めに飛行場に向かいました。 上空での運転条件に近づけるためプロペラはAPCの12×7にしました(実運用ではSailの13×6)。 スマホで音量を... 続きをみる
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新作サブマフラー作成の狙い 排気の気流音(空力騒音)対策など
今回はサブマフラーの実験結果をアップするまでのつなぎとして文字ばかりの理屈っぽい記事をアップします。 12月6日から作り始めて12月10日に完成したサブマフラーはRCGF Stinger 10cc RE用としては5作目です。うるさい飛行機を飛ばすのは肩身が狭いし飛ばす本人が疲れるので消音効果を... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン RCGF Stinger 10cc RE用サブマフラーの製作-6 完成へ
取付けステーの各部品のエポキシ処理をします。健康で長生きをしたいのでエポキシを扱うときはラテックスの手袋を使います。 取付けステー、最終段階の工作 パイプ受けにナットを、パイプ押さえにワッシャを接着する、排油が浸みこまないようにエポキシを塗る、などの作業をして、パイプ受けを取付けステー基部のア... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン RCGF Stinger 10cc RE用サブマフラーの製作-5 取付けステーの工作等
2本目のサブマフラーの製作 サブマフラー本体になる2本の「自転車の空気入れ」のうち、中身が残っていた方を速く使い切りたいので自転車のタイヤの虫ゴムを交換しました。自転車の虫ゴムを交換する作業で使い切ることができました。これで2本目のサブマフラーを作ることができます。 口金の下の所からカナ鋸で切... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン RCGF Stinger 10cc RE用サブマフラーの製作-4 取付けステーの工作
作成中のサブマフラーは現用のサブマフラーと取付け部の寸法が違いますから同じ機体に載せるためには取付けステーを作り直す必要があります。 サブマフラーの本体を作るよりこちらの方が手間がかかります。 構造の概要 現用サブマフラーの取付け状態はこんな具合です。サブマフラーの接着部にストレスが掛からな... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン RCGF Stinger 10cc RE用サブマフラーの製作-3、1本目の組み立て完了
2本組サブマフラーの片方の工作を進めます。部品を接着して本体を組み立てます。 接着剤 接着剤は愛用のJBウェルドです。JBウェルドを置いている店は少ないのですが、僕の場合、近くのビバホームに置いてあるので助かっています。JBウェルドにはオートウェルドとクイックウェルドがありますが、耐熱性と強度... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン RCGF Stinger 10cc RE用サブマフラーの製作-2
今日(12月7日)はサブマフラーの外殻(サブマフラー本体)の作成です。 ブログにアップするので見ばえを良くするためおそろいの缶にして絵柄も左右で合わせることにしました。2個の缶を接着して一体化するので接着するところを決めます(青のマジックでマーキング)。 接着する部分の塗装を剥ぎます。砥粒... 続きをみる
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小型ガソリンエンジン RCGF Stinger 10cc RE用サブマフラーの製作-1
以前の記事で書いたようにRCGF Stinger 10cc RE用のサブマフラーを作り直すことにしました。 無料のCADソフトで簡単な図面を引いて材料をそろえてみました。排気抵抗を減らせるかもと考えて、中心を通るパイプは現行の外径13mm、内径11mmから外径15mm、内径13mmに替えました... 続きをみる
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無人航空機登録問題 快晴微風の好条件の下、久しぶりにRCGF 10cc REを搭載した機体(RCGF機)を飛ばすことにしました。 10時前に飛行場に着くとすでに2人のメンバーと顔見知りのUコンをやっている人が雑談をしていました。僕も雑談に加わり、その中で無人航空機の登録の話になりました。 U... 続きをみる
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NGH-2の細部とNGH GT9-Pro用の排気レデューサーの改修
NGH-2の細部 12月4日にNGH GT9-Proを飛ばしに行って見せびらかしていると冗談交じりに「飽きたら譲って」というメンバーが現れました。 そういうことを言われても8月末に初飛行したばかりなので「2~3年したら考えますよ」と答えておきました。甲板張りもうまくいったので結構愛着があります... 続きをみる
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世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro奮闘記 排気系の見直し-2
キャブレターの調子が良くなったのでレデューサーの効果を改めて調べてみることにしました。 地上実験では小さ目の11×6を使いました。 初心に帰って純正の素通しマフラーでの回転数を測ると10,800rpmです。 エンジンの下側に純正マフラーが見えます。 次にSlimLine Qシリーズのレデ... 続きをみる
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2サイクルエンジンのマフラーの実験 爆音マフラーをサブマフラーで消音
軽くて(42g)出力が大きいM251口径拡大仕様(爆音マフラー)を使いたいので、かねて用意のサブマフラーを試しました。 サブマフラーは35mm(34.5mm?)のアルミ缶に穴をたくさん開けた外径10mm、内径9mmのアルミパイプを通したものです。別の記事でも披露したと思います。僕の最近のサブマ... 続きをみる
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世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro奮闘記 排気系の見直し
NGH GT9-Proの過去の回転数を調べてみると、APCの12×6を9,800rpmくらいで回していました。 11月30日にキャブレターをいじって回すと快調に回ることは回るのですが最高回転が9,500rpm~9,600rpmくらいしか出ていません。実はこの時マフラーのレデューサー(排気口の口... 続きをみる
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こんなテストベンチで地上運転しています。ホームセンターの端材コーナーで材料を調達したことがよくわかります。その一方、エンコンロッドの先がボールリンク仕様になっているのが高級感を出しています。OSのラジアルマウントが付いていてOSの25FSRからENYA 40XZまで対応可能です。 10年以上使... 続きをみる
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3年ほど前、定年退職して時間を持て余して趣味活動が暴走した時期がありました(現在も継続中)。その時にマフラーについていろいろ実験しました。 3年前、OS32SXかENYA 40XZを載せる新作機用として軽くてうるさくない仕様を決めようと考えマフラーの実験をしました。 市販マフラーは、左から次... 続きをみる