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無人航空機登録の準備、写真撮影

 これまでは飛行禁止空域(人口密集地や飛行場周辺など)以外でなら、高度150m以上を飛ばさないなどのルールを守ればラジコン機を飛ばすのに登録とか事前申請などの必要はありませんでした。ところが来年(令和4年)からは100g以上の無人航空機(ラジコン機は当然含まれる)は登録しなければならなくなります。関連リンクは次のとおりです。
無人航空機登録ポータルサイト - 国土交通省

令和3年11月25日国管参次第11号「無人航空機登録要領 」:https://www.mlit.go.jp/koku/content/001442849.pdf

 無人航空機の登録制度の影響を深刻に考えていない人もいるようですが小心者の僕としては違法状態になるのが怖いので手持ちの飛行可能な機体を無人航空機として登録することにしました。
 登録には機体の写真が必要です(僕の機体はいずれも25kgを超えないので1枚でOK)。国交省(航空局が所掌かな?それとも省の総務的な部局?)の担当者がラジコン飛行機の知識があるとは思えないので組み立て状態(飛ばせる状態)で写真を撮らなければならないでしょう。

 庭がない集合住宅住まいなので撮影場所に困ります。マンションの駐車場で写真を撮るのははばかられますから人目に付かないところで写真を撮らなければなりません。車に飛行機を積んで写真を撮るだけで帰るのはもったいないのでしばらく飛ばしていない機体の試験飛行を兼ねて風の弱い晴れの日を選んで写真撮影をしました。僕の車ではエンジン機を1機しか積めませんから時間がかかりました。


 登録する機体を概ね新しいものから紹介します。完成機は1機だけ、キットの部品を注文して作ったものが1機、後は自作です。

 NGH-2(まだ仮称、登録するときカッコいい名前にします)です。2021年8月末に初飛行。全長1200mmくらい、全幅1380mm、エンジンはNGH GT9-Pro、重量は2150g、小型の40~46クラスといった感じです。

 胴体はマクログラスのエポキシ張りにクリヤウレタン仕上げ、翼はオラカバ、動翼はオラライトです。エレベーターサーボを2個搭載というぜいたくな仕様です。

 RCGF-2(まだ仮称、以下略)です。2021年4月1日に初飛行。全長1300mmくらい、全幅1380mm(NGH-2と同じリブ間隔、同じリブ枚数)、エンジンはRCGF Stinger 10cc RE、重量は2450g、標準的な46クラスのスポーツ機と言った感じです。

 NGH-2と似ています。工法もデザインも同じです。飛行場でも同じ機体だと思われています。

 唯一の完成機のSaber、初めてで唯一のEPP機です。おととしの台風で飛行場が使えなくなったときに手軽に飛ばせる機体を確保するために買いました。販売促進のビデオを見るとよさげでしたが、飛ばしてみるとクニャクニャする感じで常に当て舵を打っていないと真っすぐ飛びません。EPPを飛ばし込んでいる人によればリンケージは大抵は作り直すものだそうです。

 カナライザー(チョンマゲと呼ぶ人が多い)が付いていましたが飛ばしているうちにどこかに飛んで行きました。脚は邪魔なので取りました。離陸は重心位置付近を上からつかんでアンダースローで放り投げています。ハリアー、コブラ、ローリングサークル、ローリングループの練習(できないから練習する)とか、自作機ではもったいなくてできない飛ばし方をしています。

 この機体はなぜかスナップロールができず、3舵を一杯に切ると小回りのバレルロールになります。

 雑に扱っているのでボロボロです。モーターマウント回りの発泡材がグズグズになっているので補強しなければ飛ばせません。


 現在の主力機です。名前はまだありません(とりあえず「E-41」)。

 全長・全幅約1300mm、重量は1700g。9年くらい使っているENYA 41-4Cを積んでいます。ENYA 41-4Cにとっては3機目になります。5%ニトロの自作のひまし油系燃料で飛ばすとかったるいのですが20%ニトロの市販の燃料で飛ばすと垂直上昇で加速していきます。別の記事でもこの機体について書いています。

 こちらもまだ名前がありません。ENYA 41-4Cが寿命になったらこちらを主力機にしようとして作った機体です。「クジラみたい」とか「こいのぼりだね」とか言われています。最初はOS 32SXを積んでいましたがENYA 40XZに載せ替えたらこちらの方が力があったのでENYA 40XZ仕様になりました。E-41とほぼ同じ設計図で作り、主翼とキャノピーはE-41と共用です。3~5%ニトロの自作ひまし油燃料で飛ばしています。重量は1600g台ですから軽快に飛びます。

 ルフト改です。尾翼と主翼はヨシオカのルフトのキットの補修用のセットを注文して胴体だけ自作しました。モーターが非力なのでニッカド時代のやっと上昇していくモーターグライダーをほうふつさせます。

 風が弱いときは必ず飛行場に持っていきますからこの機体が一番飛行回数が多いと思います。4年以上飛ばしていますが無理なことをしないので長持ちしそうです。


 ENYA 61CXを衝動買いしたのを機に作った機体です。主翼、尾翼、胴体後部は絹張りドープ仕上げ、胴体の前部は絹張りウレタン仕上げです(黄変してますね)。

 絹の退色具合を見てください。現在は「梅干し色」とでもいうような色になっています。あざやかな赤になっているところは補修したところで、元は全てあざやかな赤でした。白のドープの在庫が尽きたので胴体側面と左翼の上面に色を塗ることができていません。


 このほかにも修理しなければ飛ばせない機体、買い替えた送信機に受信機が適合しなくて飛ばせなくなった機体、作りかけで放りっぱなしの機体が何機かありますが、とりあえずは7機登録することにします。

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