こてるRCGFの再生㊸、初飛行までの追加作業-2
天気予報では土日は天気が崩れそうです。天気が良くて風が弱いという金曜日(3月25日)に初飛行をしようと頑張りました。
尾輪
かなり前の記事で自作の尾輪の写真を上げましたが、この写真の尾輪は自分で作ったものではありません。ジャンク箱から出てきたものです。誰かが機体(Apolloだったかな?)を落としたときもらったものだと思います。
軸が2mmなのでアイエムのノイズレスチューブにぴったり収まります。自作にこだわっているわけではないので流用することにしました。
ホイールはカッコいいアイエムの22mmです。はんだ付けは僕としてはうまくできた部類です。
こんな部品も見つけました。操向用のレバー?が付いています。これもApolloの尾輪用の部品のようです。こっちを流用する方が良かったかもしれません。
尾輪を外れないようにする「抜け止め」を作るのを忘れていました。
材料はFRPとMDF板です。MDF板は固い紙のようなものですから合板と同じような比重(0.5g/㎤)なのに強度がない(圧縮強度はある)、小さい部材に穴を開けようとしたら裂ける、木ねじが効かないなどの欠点がありますが加工が楽なので愛用しています。
こんな感じで取り付けます。この「抜け止め」が胴体から外れたことがありますから接着剤が固まった後でダメ押しに細い木ねじを胴体(胴体下のヒレ)まで通しておきます。
サブマフラー
サブマフラー関連の作業は初飛行のために必須です。
サブマフラーの取付けステーが来る所の補強板の接着剤が硬化しました。こんなのを付けても焼け石に水かもしれません。
タンクの空気抜き穴はエポキシ接着剤を塗ったビニールチューブを差し込んでおきました。
ビニールチューブをグニュグニュ揉んでから抜くときれいに剥離します。
サブマフラーのステーは両面テープで取り付けます。補強板をつるつるにして両面テープがよく効くようにするためエポキシ処理をして硬化を待ちます。
重心位置
「後ろを5㎝縮めたから前は2㎝縮めよう」というような適当な設計で作りましたが重心位置はカウルなしで35%くらいの所に来ました。
垂直降下で機首が持ち上がらないセッティングにするにはこのくらいかもっと後ろの方が良いと思います。
が、垂直降下で機首が持ち上がらないということは着陸のときに速度を落としても機首が下を向かないということです。
重心位置が後ろ気味の機体で何回かダウンを当てながら着陸させたことがありますが非常に違和感がありました。初飛行ではカウルの代わりにスピンナーを付けて重心位置を前気味にします。