こてるRCGFの再生㊳、水平安定板完成、塗装の修正、アラインメントピンの取付け、キャノピー
水平安定板のフィルム張り
水平安定板は胴体との継ぎ目ギリギリまでフィルムを張りたいので胴体に仮付けして胴体との継ぎ目をマークします。
かねて準備の型紙でフィルムを切り出します。
セオリーどおり下側から張ります。
ヒンジの部分は貼ってからフィルムを切るのが厄介なので最初から切り込みを入れておきます。
上側の白は前縁の中心よりやや下、下側に張った赤に少し重なるようにします。貼ってからきれいにフィルムを切る技術はないので直線に切り出したフィルムを前縁に合わせて貼ります。フィルムのエッジが真正面に向いているのは良くないんでしょうけど見映えの問題でこうしました。
翼端をきれいに貼る技術はないのでご覧の通り見苦しくなっています。
フィルムの上にも結構塗料が乗りますから(さすがに窓の部分ははがれる)気が向いたらキャノピーの塗装のついでにでも塗装でごまかすことにします。
貼り終わった状態です。型紙どおり切ったので胴体に接着する部分のフィルムを切り離すという作業は不要です。
重さを測ったら36.5g、フィルムを張る前が27.9gですからフィルムの重さは9g弱です。結構重くなるものです。その分丈夫になりますけど。
塗装の修正
ウレタンの硬化が進んだのでタレを修正します。
塗装のタレの修正の仕方はウェブでいろいろと出ています。僕がまねできそうなやり方で修正してみました。
切り出しの刃を立てて、カリカリと掻き削るように削ると結構うまくいきました。写真では分かりにくいのですが切り出しの刃の左側の白く曇った所がタレができていたところです。
刃物を使うと狙ったところだけ削ることができるのでペーパーよりきれいに仕上がるようです。
塗装が上手くいったところがギラギラ光っているのに比べると、修正した所は1200番から2000番で水研ぎしてピカールで磨いても光り方が鈍くなります。ピカールじゃダメなんでしょうか?さりとてコンパウンドなんか持ってません。
しばらく飛ばしているうちに全体にくすんできて調子が合ってくることを期待します。
主翼のアラインメントピンの取付け
アラインメントピンは塗装の後に付けることにしていました。アラインメントピンの上下は正確に出していますが前後のずれがありますから主翼を取り付けて現物合わせで位置を決めます。
とりあえずバルサ粉と瞬間接着剤で動かないようにしてカーボンロッドを木粉入りエポキシで固めます。
こてるRCGFとこてるNGHでは、強度上有利ではないかと考えて胴体側にアラインメントピンを付けたのですが飛行場で組み立てる時に主翼の穴にピンを差し込むのに苦労します。
取扱いやすさの観点では主翼側にアラインメントピンを付けた方が良いようです。
キャノピー
キャノピーは塗装下地作りの段階になりました。
軽量タルク入りの水性ウレタンをスポンジハケで塗りました。
グラスの目がかなり消えてきました。