自作パイロット人形を作る-9 もうすぐ完成
パイロット人形は結構できてきました。
こんな構成品を組み合わせます。
首・型と頭部は工作しやすいように別々にしていましたがそろそろ結合します。接合部分に軽量紙粘土を盛っておきます。
ヘッドセットのイヤーカップは飛行帽の筒にはめ込んである感じを再現します。石粉粘土にしたので細かい溝も表現できます。
飛行帽をかぶせるだけでもかなりリアル感が増しますがヘッドセットを付けてさらに完成度を上げます。
ただし、航空用ヘッドセットの実物を見たことがないので構造が分かりません。構造を理解できてもそれを忠実に再現するのに必要な資材や道具、なにより技量がありません。完成度を上げようとし過ぎるといつまでも完成しませんからそれらしく見える程度にとどめます(言い訳がましいな)。
イヤーカップとヘッドバンドのつながりはこんな感じにします。僕には未経験の機体の製作とは別次元の細かさです。細いピンセットとかがあれば便利でしょうが団子の串とカッターナイフの先っぽで頑張ります。
水を含ませて緩くした石粉粘土をなすり付けて頭部と首・肩のつながりや肩のまわりを滑らかにします。ちょっと首が太いのですがGに耐えるためにはこれくらいがっしりしていなければだめです。
ヘッドバンドとあご紐は飛行帽を塗装してから取り付けることにします。
アクリル塗料の在庫の中から飛行帽はSpice Tanという色と白を半々に混ぜたもの。イヤーカップはLavender Laseにしました。飛行帽にデコボコが残り色がムラになっているのがレザーっぽい味を出しています。
首のまわりを肌色に塗りました。本物の人間なら首と鎖骨の間にへこみがあるのですがそういう難しい部分は再現しません。Tシャツとフライトスーツを着せるので問題はないのですが服をどうやって再現するかはまだ考えていません。
もうすぐ完成というところになって、すでに機体に搭乗できる状態です。飛ばしてしまうとモチベーションが下がるのですがどうしたもんでしょう。