FRP製品をいろんなやり方で作る⑧ カウルの加工-2
昨日の記事は中途半端で終わりました。樹脂が固まるのを待たなければならないので時間がかかります。
カウルの機首の開口部の工作を続けます。
開口部はうまくいった
表側から流した樹脂はちゃんと回っているでしょうか。
クリヤファイルで作った離型材をはずして調べると、
樹脂が回っていないところがあります。このくらいへこんでいると削って直すことはできません。追加の樹脂が必要です。
もう一度ポリのキャップをはめて樹脂を流して硬化させると樹脂が回りました。
切り出しで平らにならします。入口の縁を丸くすれば見ばえが良くなると思いますが縁を丸めるのは塗装の直前にします。
皆さん、切り出しは便利です。バルサからFRPやアルミまで削ることができます。今回はFRPの表面を削るのに大活躍しました。刃を立ててこすればスクレーパーのように使えてパーティングラインを消したりするのに便利でした。
マフラー用の切り欠き
リューターを使ってマフラー用の切り欠きを作ります。
マニホールドが通る所はある程度図面や型紙で見当をつけておきましたが現物合わせで少しずつ切っていきます。
どこにも干渉することなくカウルを付けることができましたがマフラーの冷却フィンが結構高くてカウルの内側ギリギリにきているのが気になります。マフラーの熱でカウルが焦げるんじゃないでしょうか。
すいませんがパソコンの調子が悪くて写真をアップできなくなりました。調子が良くなったらカウル関係の写真をアップします。
カウルを付けた状態はこんな感じ。
マフラーが来る部分の切り欠きはなるべく小さくしました。
タンク・点火ユニット室のハッチを付けてみました。カウルができたのでカウルに合わせた最終的な整形ができます。
ネコが作業を監視しています。こいつのお蔭でラジコン関係を含めて家じゅうが毛だらけになります。バルサを爪とぎに使ったりとやりたい放題です。
でも可愛いんですよね。