こてるRCGFの改修と追加の作業③、脚取付け部のカバー、カウル、その他
こてるRCGFが飛ぶことが分かったので一安心ですが終末段階の作業を進めます。
脚取付け部のカバー
カバーは7mm厚のザ・スリムで作ることにします。
見映えの要素が大きい部品ですから脚取付け台とサブマフラー室の壁に点付けで接着して主脚が外れるとかの外力が加わったら他の部品に損傷を与えずにはがれる(壊れる)ようにします。
型紙を作って、
ザ・スリムを切り出し、
機体に付けてみました。まだ整形してませんがいい感じです(自己満足)。
この後、整形してエポキシ樹脂を塗ります。エポキシ処理はカウルへのマイクログラス貼りと同時にします。
ごらんのとおりザ・スリムは色合いがバルサに似ているので違和感があまりありません。
カウル
カウルのマイクログラス貼りを始めました。複雑な形なのでグラスに切り込みを入れるか何枚かに分けて貼る必要があります。
それなら端切れをペタペタ張ればいいんじゃないのと考えて端切れをかき集めました。
樹脂は主剤2g、硬化剤0.8gくらいです。電子ばかりだと少量の樹脂の計測でも正確に行えます。
クロスを4枚分割で貼ることができました。脚取付け台のカバーと一緒に硬化促進過熱箱にセットしました。
1時間後に様子を見ると大惨事です。貼った直後には気泡はなかったのです空気が熱せられたのでしょう、気泡だらけです。
過熱しなければ小さな気泡をエポキシが含浸されたグラスで覆う状態になっていたはずです。
マイクログラスを張る前にエポキシ樹脂を塗っておいた方が良かったかもしれません。
水性パテを盛ったところは無事です。水性パテで気泡を埋めるのは有効なようです。
完全に硬化させてから120番の布ペーパーで気泡を削り落として再度エポキシ樹脂をぬりました。
グラスは3割くらい削り落としてグラスが無くなったところは樹脂の層だけでカバーされる状態です。
樹脂の分が1.5gくらい増えたが強度は落ちるというがっかりな結果です。