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こてるRCGFの改修(マフラー実験機から改題)①

 小型ガソリンエンジンRCGF 10cc RE用にグローエンジン用のマフラーが取り付けられる状態になったのでグローエンジン用マフラー搭載のRCGF 10cc REが乗るようにこてるRCGFを改修しなければなりません。

改修準備

 まず、エンジンを排気系ごと外します。


 エンジンは排気系と一緒に外せるので便利です。こうできるように工夫した記憶があります。
 せっかくなので排気系の重さを量ってみました。

 グローエンジン用のマフラーに替えれば100gの軽量化が期待できます。

 工作の邪魔になるタンクと点火ユニットを降ろします。狭い胴体に苦労して押し込んだことを思い出します。タンクは押入れのスノコのような台を作って取り付けていました。変な曲がり癖が付いたプラグコードを含む点火ユニットが非常に場所を取っています。

 エンコンのケーブルも抜きます。これは自転車の変速機用のワイヤで作ったものです。

 脚も外します。カーボン脚は付かなくなる可能性があります。そうなったら。ピアノ線脚に仕様変更です。

 作業中削りくずが出ますからメカ室は養生しておきます。

防火壁を削って側板に穴を開ける

 防火壁のマフラーと干渉する部分を切り取ります。

 どれくらい切り取ればよいかを図面で見当をつけておきます。

 図面はそれらしいのですが実際には現物合わせで切り取っていくことになります。
 これから作業開始です。

 防火壁は航空ベニヤですから無駄に頑丈です。ろくな道具がないので苦労します。
 ドリルで穴を開けて、穴をつなげていくという原始的な工法です。

 時々エンジンとマフラーをセットして様子をみます。まだ全然だめです。

 リューターを使ってみましたが胴体の空間に反響してリフォーム工事並みの音がします。近所迷惑なのでリューターの仕様は最低限にしなければなりません。

 もう少しで納まりそうですが側板にも穴を開けなければなりません。図面ではマフラーの後ろ半分を外せば胴体側板の内側に納まるはずでしたがカウル取付け用のブラケットが邪魔です。
 図面が正確に書けていることを期待して図面にならって穴を開けます。

 待ち針で穴を開けるところをトレースします。

 穴を開けたのですがなんかずれてますね。図面がいい加減だったようです。
 丸い穴を開けただけではマフラーをエンジンに取り付けられません。

 結局は側板に切り欠きを開けなければなりません。穴は図面どおりに開けたのですがご覧の有様です。かなりかけ離れていることが分かります。
 カウル取付け用のブラケットはそのまま使いたいのですが強度的に非常に弱そうです。力がかかる所じゃないので大丈夫かな、とも思いますがカウルの取付けブラケットは位置を変えるかもしれません。

 どうにか納まりましたがこの段階ではエンジンとマフラーを取り付けるのがパズルのようです。マフラーをエンジンルームの中にセットしてからエンジンを取り付けて、その後でエンジンにマフラーをねじ止めするという具合です。できればマフラーが付いた状態のエンジンを据え付けられるようにもう一工夫必要です。

 さて苦労して作ったマフラーを取り付けてみました。バッフルがマフラー取付けネジと干渉しています。これにも対策が必要です。


 第一段階は終わりましたがまだ前途遼遠です。

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