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ガソリンエンジンの消音、グローエンジン用マフラーの流用(余計なことが続く)

 グローエンジン用のマフラーに対する余計な工作の続きです。

スペーサーの細工

 アルミ缶の内径とマフラー後蓋の外径はほぼぴったり合うのですがそのままでは気密が維持できません。

 液体ガスケットでシールするだけでは心もとないので気密を確保する工夫をします。


 スペーサーはアルミ缶を輪切りにして2つ作りました。一つ目はあらかじめ第2膨張室のアルミ缶の内側に貼り付けておいてスペーサーが奥に入り込まないストッパーの役目をさせます。
 右の写真の奥の方に写っているマフラーの後ろ蓋に小穴が開いています。このマフラー後蓋はENYA 35Xに付属していたもので尾管の内径が7mmだったと思います。この後蓋をバッフルとして機能させるため、3mm穴を5つ開けて穴の総面積をENYA SM611CXのバッフルの穴の内径の9mmに近づけました。

完成

 スペーサーを仕込んだ状態でアルミ缶とマフラー後蓋を接着します。左の写真はアルミ缶と一体化したマフラー後ろ蓋です。スペーサーがしっかりはまっています。うまく接着されていれば分解するときはアルミ缶をむしり取らなければならないくらいです。
 構造は右の写真のとおりです。ねじ込んだ時の力はアルミ缶の底、アルミのスペーサー、後蓋からマフラー本体に掛かり、アルミ缶とマフラー後ろ蓋の間の接着部は気密を保つためだけの機能を持ちます。


 出来上がったところでマフラーの後蓋から後ろの部分の容積を量ってみました。

 マフラーの後ろ半分に水を入れて水の重さを量りました。水1gが1ccですからオリジナルは約47cc、自作スペシャル?デバイスは49ccとなりほぼ同じです。
 ということはオリジナルマフラーとスペシャル?マフラーはマフラーの総容積はほぼ同じ、第1膨張室の容積はオリジナルマフラーが小さくてスペシャル?マフラーが大きい、第2膨張室の容積は逆にオリジナルマフラーが大きくてスペシャル?マフラーが小さいということになります。尾管の内径は8mmで同じです。
 これでいかなる効果が出るか興味があります。効果なしで10g軽いマフラーが出来上がっただけになるかもしれません。

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