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FRP製品をいろんなやり方で作る 番外編 カウルの振動対策

 実用試験で明らかになったカウルの強度不足に対する対策をします。素人がやることですから手間を惜しまず無駄に凝ったやり方にします。
 スタイロフォームを2mmくらいにスライスしたものをカウルの縁にエポキシでくっつけ、マイクログラスを貼って補強材にすることにします。

 補強材を付ける所を荒らしてスタイロフォームの板をはめて樹脂で点付けして固定します。


 2mm厚のスタイロフォームでは強度が足りないしガソリンに侵されますからマイクログラスを貼ります。

 内側に貼るのはやりにくいですね。竹串でチョンチョンつついてなじませました。

 カウルがゆがんで胴体に付かなくなったら悲惨なので胴体にカウルを胴体に取り付けた状態で外側にもマイクログラスを貼ります。これでスタイロフォームをマイクログラスで挟んだラミネート構造(笑)になります。補強材の両端はカウル側面の胴体取り付け部の厚くなっているところにつながるように木粉入り樹脂をすり込みます。
 胴体とカウルが接着されては困るのでセロテープで離型処理しておきます。


 樹脂が硬化したら胴体から外します。

 かなりしっかりしています。硬化後、クロスの縁をきれいに整えて完成です。これを付けて早速飛ばしに行きます。


 まあ、うまくいったのですがはっきり言ってバルサの板をはめるかカーボンロービングかクロスをリボン上に切って何枚か貼った方が楽だったと思います。

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