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代替ドープ仕上げの電動機 ドープ作業で出る白いカス、コクピット

 天気が悪くて屋外での塗装ができません。
 日曜日の未明の作業に続き、月曜日の未明(2時から4時まで)に台所の換気扇の下で塗装作業をしました。今回は主翼の窓の部分の絹の目をふさぐまで頑張りました。

 アセトンでかなり薄めた塗料を使うので最初のうちは激しくかぶります。翼端の区画は二回目を塗った直後、その下の区画は2回目を塗る前の状態ですが絹の目がふさがっていないところがあるのが分かると思います。

塗料の白いカス

 かぶれの他にこういう塗料の白いカスができることはありませんか? 
 濡れた絹の上でハケで塗料を擦り付けるようにするとこういうカスができます。濡らした絹の上の生乾きの塗料がハケでこそげ落とされてこうなります。
 小さいカスなら乾いた後に塗料を塗ればかぶりが出たところと同様にシンナーが浸みて透明になるのですがハナクソ状の大きなものは白いまま残ります。
 こういう欠陥ができるのも本物のドープと同じです。

 こういう欠陥は刃物で注意深くこそげ落とします。そもそもこういうことが起きないように、湿った絹を塗料で固定する時は塗料をチョンチョンと置くような感じでハケで乗せ、ハケでこすらないようにすべきです。
 この写真では絹の目がふさがったところとまだふさがっていないところがあることが分かります。また、塗料が乾いていないので絹がたるんでいることもわかります。


 3回塗って大部分がふさがり、4回目を塗ると裏に回る場所がなくなりました。塗料の濃さにもよりますが、ドープと同じ感覚です。2時間の作業で絹の目を全部ふさぐことができました。これ以上作業を続けると家人が起きてきてばれるので作業に区切りを付けました。


 台所の塗装の道具を片づけて塗装作業の痕跡を消した直後に妻がトイレに起きてきました。危ない所でした。
 代替ドープではシンナー代わりにアセトンを使っています。塗っている最中の匂いは強烈ですが、セルロースセメントよりも匂いが残りません(乾燥が早いから?)。

 アセトンの匂いがおさまった状態の右主翼の表側の状態です。
 翼端から2番目の区画の後縁付近で絹がたるんでいます。乾燥が進めば、また、塗料をどんどん塗っていけば直るかもしれませんが失敗です。
 主翼は左右、裏表の4回に分けて絹を貼るのですが、右主翼の表側は4番目に絹を貼りました。1回目は不慣れでうまくいかない、2回目、3回目は技量が上がってうまくいき、4回目になると集中力が途切れて失敗します。

コクピット

 塗装作業を進められないのでコクピットまわりの工作に取り掛かりました。

 コクピットの枠を作りました。人形のヘッドを取付けるところのネジ穴の寸法は共通にしているのでこてる32に乗せる予定だったダイソーのエリーちゃんも乗せることができます。

 コクピットの枠は胴枠にはめ込み・・・

 ハッチで挟めば固定されます。この辺はこてる32と同じ仕組みです。

 エリーちゃんをコクピットの枠に取り付けて乗せてみました。キャノピーに頭がつかえないか心配でしたがギリギリで納まりそうです。

 こてる32に乗っている「こてる」さんと比べてみます。
 「こてる」さんは1/5スケールですが、その大きさでは肩幅が胴体一杯になって腕を再現したら不自然になります。
 一方、1/6スケールのエリーちゃんは頭が小さいので腕を再現しても不自然ではありません。この機体にはとりあえずエリーちゃんに乗ってもらうことにします。
 写真右のとおりこてる32用のコクピットの枠には底を付けました。この機体ではメカの位置に干渉しない限りで深い底にする予定です。底が深ければ操縦桿も再現できそうです。

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