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世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro奮闘記①

 グロー燃料って高いですよね。現在4ℓ缶で店頭価格3000円を超えているようです。僕の飛ばし方でも50フライトくらいで一缶無くなってしまいます。ガソリンエンジンならランニングコストを減らせそうです。
 定年退職後、趣味の世界を広げるべくネットで情報収集していたら9cc~10ccクラスのガソリンエンジンを扱っている業者さんがいることを知りました。
 僕が最初に買った左のNGH GT9 Proは「世界最小」とうたわれ、グローエンジンをガソリンに改良したような感じです。その後に買った右のRCGF Stinger 10cc REはチェンソーかブロワーのエンジンを流用したような感じで見た目はごついのですがGT9 Proとほぼ同じ重さです。いずれも中国製です。

 僕の環境では住宅事情と車の寸法から46クラスの機体が限界なのですが9~10ccクラスのガソリンエンジンなら46クラスの機体を飛ばせるのではないかと期待して2年前から実験を始めました。
 これら二つのエンジンは点火ユニット込みで同級の国産グロ―エンジンなみのお値段です。電池は受信機用が流用できましたし、新たに購入したのは3リットルの燃料携行缶とガソリン専用の燃料関係の小物、2千円以下のリモートキルスイッチだけですから電動機に乗り換えるよりコストがかかりませんでした。
 今回題材にするのはまともに使えるようになるまで苦労したNGH GT9 Proです。
 このエンジンは、2010年創立の中国の「锦州凌海光华科技有限公司(錦州凌海光華科技有限公司、Jinzhou Linghai Guanghua Technology Co., Ltd)」が製造しています。40~46クラスの機体に載せることができることをセールスポイントにしているとおり、取付け寸法はOS40~55が44×17.5に対して44×18ですがマウントの穴が4.2mm(実測値)と大きめなので0.5mmの差は吸収できます。マフラーを取付けるネジ穴の間隔は37mmでOSと同じです。
* 会社の名前は2019年12月に閲覧したら「锦州光华科技有限公司(錦州光華科技有限公司、Jinzhou Guanghua Technology Co., Ltd)」となっており「凌海(Linghai)」が抜けていました。さらに、2020年4月の始めまではEメールが使えましたが4月末の段階ではサイトが開けなくなっていました。コロナの影響で廃業したのではという不安がよぎりましたが2020年の夏にはURLはそのままで会社の名前が长沙光华航空科技有限公司(長沙光華航空科技公司、Changsha Guanghua Technology Co.,Ltd)に変わっていました。錦州凌海→錦州→長沙と変わったわけです。サイトによれば2019年9月に組織変えがあったようです。「光華」だけが同じです。


 ロゴマークはどこかヒューレットパッカードに似ているような気がしませんか?会社の名前が変わってもNGHの商標は継承されています。
 カタログデータでは最高出力が1.2hp/13,000 r.p.mですから額面通りなら十分にOS46の機体に換装できそうです。実際に回すとどうなのでしょうか。


 2年間このエンジンと付き合ってきた経験をメモしていますのでそれを基に奮闘記を綴っていきたいと思います。

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