アルミパイプの氷曲げ、失敗例と成功例
こてるRCGFの改修の一環として小型サブマフラーのテールエンドを作り直すことにしました。
以前の記事にも書いた「氷曲げ」です。
冷凍庫で凍らせて、コマを当ててまげたら「グキッ」という音がしました。うまく曲がるときは「キチキチキチ」という手ごたえですから変です。
コマから外すとパイプが折れていました。もう一本でも同じことが起きました。
氷を溶かしてから調べると外側が伸びることができずにちぎれています。
こんな具合に曲がりの内側が逃げて鋭角に曲がるような感じになったためだと思います。
8mmのアルミパイプはあと700mmくらい残っていますから懲りずにやり方を変えて作り直すことにします。
写真はモノタロウの商品説明に載っていた製品です。2000円しないのでこういうのを買ってもいいのですがかさばりますね。
この製品に限らず市販のパイプベンダーはパイプが逃げないようにパイプをくわえる仕組みが付いています。こういう本格的なものではありませんが曲がりの外側が逃げないような工夫をします。
工夫と言っても簡単なことで、パイプが曲がりの外側に逃げないようにコマでパイプを合板に押さえつけながら曲げるというだけです。
今度はうまいこと曲がりました。ポリのカップの底にパイプから出てきた氷が見えます。
曲がりの内側にしわが寄っているのは仕方ないでしょう。