年金生活フライヤーのブログ

ラジコン飛行機関連のブログ

自作ラジコン機の甲板張り②

 今年(2021年)8月30日初飛行の新作機の製作過程を写真に撮っていたのでそれに従って説明します。  張る前の状態です。甲板張りの部分には胴枠はありますが縦通材は通っていません。最初の頃は一番上に甲板張りのガイドや胴枠の支えになるように縦通材的な部材を付けていましたがここ数年で工法を変えました。胴枠もバルサの細板の組み立て式です。こんな手間のかかる工法は組み立てキットやARF機では実現不可能で…

世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro奮闘記⑧ 暫定完結編

 10月3日の日曜日の午後、飛行場で実験しました。実験の目的は満足できる消音効果を確保しつつ出力が出る仕様を見出すことです。冷却のためカウルを外し、飛ばしたくならないように主翼は持っていきませんでした*。 * 模型エンジンの取説には、機体にエンジンを積んでテストするときには主翼を付けろと書いてあるものがあります。おそらく主翼にダンパー的な役割をさせようというのでしょう。主翼を付ければ確かに機体の…

世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro奮闘記⑦

 9月30日の実験の結果を受けて出力の増大(回復)を目指し新たな実験の準備にかかりました。  まずOS873マフラーの尾管の内径をリーマー、甲丸ヤスリ、リューターを使って8mmまで広げました。排気口出口の面積はオリジナルの6.5mmの約33平方mmから約50平方mmへと約1.5倍に増えました。グローの32エンジンで実験したときは、排気効率の悪いマフラーで7mmの排気口出口を8.4mmに拡大したと…

自作ラジコン機の甲板張り①

 ラジコン飛行機を自作中心で作っています。その際、高い技術やアイデアを持っている方々がホームページやブログでノウハウを公開して下さっていることに大いに助けられています。  僕に人に披露するほどの技術があるとは思いませんが、「こんなやり方をするヤツもいるんだ」くらいのことは発信できるのではないかと思いました。「詰まんねえことやってんな」と笑いのネタを提供する意味もあります。  今回はバルサの細板に…

世界最小(と言われている)ガソリンエンジンNGH GT9-Pro奮闘記⑥

 この記事はガソリンエンジン奮闘記④と⑤両方の続報のような記事です。  9月30日午前、台風が来る前にと考えて地上運転と飛行テストをしました。9月28日の低速ニードルの設定ではスロットルを6割くらい開いたところでエンストしました。低速ニードルを90度開いたところでスロットルスティックをどんな位置にしてもエンストしなくなりました。僕のエンジンだけかもしれませんがこのエンジンは飛ばすたびにセッティン…