EPぴこりんのグレード?アップ①
EPぴこりんのモーターのプロペラマウントはプロペラと一緒に利根川河川敷のどこかに落下しました。
飛行場の帰りに模型屋さんに寄って4mmのモーターシャフトに合うプロペラマウントを探しました。5/32インチ(3.975mm)用なら合うかもしれなかったのですが、店頭には1/8インチ(3.18mm)用の上は3/16インチ(4.76mm)用しかありませんでした。
通販で買うと送料がかかるので手持ちで使えるものがないか探して見るとOS純正の高級品が付くことが分かりました。
モーターに付けてみると明らかにオーバークオリティーでこのモーターにはもったいないなという感じです。
カウルを付けてみるとカウルからプロペラがかなり飛び出しています。ちょっと気になるレベルです。
カウルを新作
壊れたカウルの修復作業は軽量紙粘土の実験を兼ねて続けるとして新しいプロペラマウントに合ったカウルを作ることにします。
旧作のカウルと同様、5mm厚の枠にスタイロフォームのブロックを積み重ねる構造にします。
固定する仕組み
頻繁に付けたり外したりするものではないのでカウルの固定は何のひねりもないねじ止めにします。
カウル固定用のねじを受けるフランジをカウルができてから細工すると面倒なので枠の方にナット付きのフランジをねじ止めした状態でエポキシを付け・・・
防火壁にフランジを付けた枠を固定してして一発で位置が決まるようにします。枠はセメダインCで防火壁に仮止めします。
枠を仮止めした状態でノックピンを受ける部分も現物合わせで作ります。
スタイロフォームのブロックを切り出し・・・
防火壁に仮止めした枠に接着します。接着剤は「ボンド発泡スチロール用」です。乾くとある程度固くなるのでサンドペーパーをかけるのが楽です。
加工ができる程度まで乾燥が進むのに時間がかかるので作業は中断です。
人形の工作
グレードアップには人形とダミーコクピットの製作も含まれます。
操縦桿を握った右手と右腕をくっつけます。トロトロに溶いた「ふわっと軽いねんど」を接着剤にしました。雑に盛り付けた粘土が服の皺のように見えないこともありません。
エリーちゃんは中学生くらいの少女という設定でしょうがおっぱいがデカすぎます発育が良すぎます。
粘土が固まってからダミーコクピットに乗せみると・・・
せっかく作った操縦桿と右手が外からは見えにくくなってしまいました。スロットルレバーを握る左手はダミーコクピットに納まりません。
パイロットを仰向けにし過ぎた結果、腰が前になる、そのため操縦桿を股に当らないように前に出さなければならなくなった、という理屈です。
うーん、直そうかどうしようか?
製作中のものはそのままにしておき、新作を作ることにします。エリーちゃんのヘッドはもう一つあるし、作りかけの自作ヘッドもあります。
孫用のドールハウスを作るという将来的な計画もありますからドールハウスの住人を作る練習にもなります。
ラジコン用のパイロット人形の作り方を細かく説明した情報が少ないので人形制作の記事を書いてきましたが「人形なんかいいから機体の製作記事を書いてよ」という声を飛行場で聞きました。需要はないんですかね・・・作っている本人は面白いんですけど。ま、人形の作り方なら「ドール」や「フィギュア」のサイトを見た方がいいですしね。
人形については完成した後で完成品を披露します。音沙汰がなければ挫折したということです。
ところでラジコン技術で連載中の紫電改のコクピットの製作記事はどうなるんでしょうか。コクピットはそろそろ完成のようですが無人の飛行機が飛ぶのはおかしいので人形を乗せるのかもしれません。人形の製作記事もシリーズ化してもらいたいものです。