ひとつ前の記事の続きです。一つの記事にまとめた方が良かったですね。

　先に作っておいた4枚のMDF板の形をサンドペーパーでそろえます。熱線カッター（というのかな？）のニクロム線が通るので滑らかにします。

　ホイールパンツの母型はスタイロフォームで作ります。所望の厚さのブロックを4回切出すより楽な方法にしようと考え、50mm厚のスタイロフォームでホイールパンツのシルエットを移したブロックを作って4枚にスライスすることにしました。

　まず直角の面を出します。

　直角が出たスタイロフォームをMDF板ではさんで切り出します。

　50mmのスタイロフォームを切出すとこんな具合になります。

　これを4枚にスライスすればスタイロフォームの部品はすべてそろいます。スライスは12.5mm幅のリボン状態の厚紙でブロックの周囲を囲んで熱線カッターを滑らせます。このやり方はいろんなところに流用できそうです（矩形翼のリブを切り出すときにこのやり方にしようと思います。）。

　こんな適当な工夫でもきれいにスライスできました。これで母型（雄型）の材料がそろいました。
　雄型の厚さは3mm×2と12.5mm×2で31mmになります。これを整形して28mmくらいにするつもりです。

　水性接着剤でスタイロフォームとMDF板を張り合わせます。反ると困るので重しを掛けておきます。乾燥するまで一晩以上放置します。