自作ホイールパンツを作り直す 母型の作成①
FRPで自作のホイールパンツを作ろうと考えて贅沢にもエポキシ樹脂で雌型を作りました。
雑に作ったので樹脂が回っていないところがあるしピンホールもできています。
樹脂が回っていないところはこんな感じです。キャノピーのグラス張りのときに余った樹脂をすり付けましたがきちんとした雌型になるまで修正するのは手間がかかります。それに基本的に凹面の表面をならすのはむずかしいものです。
修正できても雌型が一組分しかないという問題があります。ホイールパンツは2つ要りますから1機分の左右のホイールパンツを2回に分けて作らなければならないので面倒です。
せっかく作ったエポキシ樹脂の雌型が無駄になりますがこの際もう一度雄型から作り直すことにします。
FRPのホイールパンツの作り方は多くの人が公表しています。
僕のやり方がそれらの人たちより優れているわけではないのですが、人と違ったやり方であるし、低い技術と貧弱な道具でも作ることができる工法でもあるので公表します。つまんねえやり方だなと思いながらお付き合いください。
母型(雄型)の作成開始
ホイールパンツの幅は28mmくらいにします。雄型はスタイロフォームで作るのですが取り扱っている間に壊れないように、また、雄型として再利用できるように丈夫な構造にしようと考えています。
フリーハンドで型紙を作ってシルエットを写し、3mmのMDFで中央部になる部材を4枚切り出します。
普通ののこぎりで切り出して、よく切れる切り出しでザクザク削ります。
切出しでの加工でここまで形がそろいます。後は4枚重ねて荒いサンドペーパーで形を揃えます。MDFの板はスタイロフォームを切り出すときの型の役割も果たします。