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自作パイロット人形を作る-4 顔の造形は挫折、塗装へ

 才能が乏しいので時間をかけても良い作品はできる見込みはなさそうです。

顔の造形は切り上げ

 このくらいまで頑張って挫折しました。人間に見えるようになりましたがどうもね・・・ 目の位置を下げた方がいいのかな? 鼻がでかすぎるのかな? どこをどういじれば見映えが良くなるのか見当が付きません。
 小学校の図画工作のレベルは超えているかもしれませんが中学校の美術の授業レベルです。
 鼻と唇は立体的に再現しましたが目は無理でした。100均のエリーちゃんはもちろん、高級品のリカちゃんやバービーも目は印刷?ですからこの辺は妥協してもいいんじゃないでしょうか。

顔の塗装を開始

 首・肩を含めたパイロット人形全体の造形を終わらせるまでモチベーションを維持できないような気がするので、一旦顔を完成させることにしました。顔の塗装を済ませてから頭部や首・肩の造形に進むことにします。

下地

 粘土は乾いているのでやすりや細かいサンドペーパーで細部を整形し、表面の凹凸をならします。石粉粘土だからこういうことができるのであって軽量紙粘土では毛羽立ってしまいます。
 固まってからの加工のしやすさを例えれば、石粉粘土はスタイロフォーム、軽量紙粘土はEPPという感じです。
 また、少し湿らせて柔らかくして再加工することもできます。


 軽量紙粘土も石粉粘土も乾いた後でも水に溶けるので水性塗料をゴテゴテ塗っている間に下地がでこぼこになります溶けます。
 下地の保護のため乾けば耐水性が出る塗料を塗ります。日本人形では胡粉を塗り、ドール制作では専用の下地塗料を使うのですが、僕は愛用の水性ウレタンにタルクを入れてトロトロにしたものを塗りました。人形作家の製作記録を見ると胡粉を5,6回は塗って厚い塗膜を作るようです。

色下地

 つるつるになってから肌色を付けていきます。ハケで厚塗りすると凸凹になるのでスポンジで何回も塗り重ねます。トールペイントの塗料(絵具)は乾燥が早いので助かります。

 使った塗料はFlesh Tone、色白というか顔色が青白い感じです。タルク入り水性ウレタンをたっぷり塗ったおかげで日本人形のようです。

目を描く

 いきなり顔に目や口を書いたら失敗することが目に見えていますから紙で練習します。

 難しいですね。上の二つは鉛筆で練習して下は面相筆で描きました。ほぼ未経験な者がいきなりやってうまくいくものではありません。右目と左目が同じ形になりません。

 タミヤの面相筆(店頭価格114円)を買ってきて試しましたがトールペイント用の塗料にはトールペイント用の筆(手前、妻のものですがかなりなお値段のようです)の方が使いやすい感じでした(個人の感想)。
 白目は乾いた後につやが出る白の水性スプレーを容器にとって筆で塗りました。この段階では不気味さが出ています。

 眉毛が気に入らないので肌色で塗りつぶそうとしましたが1回では塗りつぶせません。左右の目の形が違います。黒目を丸く描くのが思いのほか難しく、左目が大変なことになっています。
 ジューシィフルーツのイリアに似せようと思ったのですが右目(向かって左)は稲森いずみっぽくなっています。人間とは思えない物体から女性に見える人形に着実に進歩していると本人は満足しています。

 左目を書き直すことにして白で塗りつぶしました。白でつぶすついでに右目の黒目に白い点を入れてみました。


 白が乾くのに時間がかかりますから次の作業は翌日になります。

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