年金生活フライヤーのブログ

ラジコン飛行機関連のブログ

自作パイロット人形を作る-5 顔面は完成、次のステップは遠い

 人形は顔が命であって、顔は目の仕上がり次第です。左目ができの良い右目と同じ形になるよう慎重に描くことにします。穂先に含ませる絵具の濃さと量の調整が難しいので何度も練習してから呼吸を止めて慎重に書きます。

顔面の塗装

 完全に左右対称ではありませんが違和感は少なくなりました(と思います)。
 この後で目の輪郭の周りにはみ出した白を肌色で隠しました。眉毛も太過ぎたので削り取って肌色を塗りなおしました。

 断髪エリーと記念撮影です。まつげを大げさに描いたら人間の女に見えるようになりました。見えますよね?
 この段階で出来が悪いとその後の工作のモチベーションが下がりますがそういうことにはならなさそうです。一方、エリーちゃんの顔を描きなおして「改造エリー」を作る意欲はほぼゼロになりました。


 斜めから見れば立体感が出ていることが分かります。口元は唇に色を付けていなくてもそれらしくなっています。唇と眉を描けば完成です。


 うーん、男に見えなかったら成功と考えていたのですが成功の部類じゃないでしょうか。目も難しかったのですが唇も相当な難所でした。鼻が大きすぎて日本人離れしている、左右の目が同じ形じゃない(右目の方が気に入っています)、筆のストロークが雑、とか色々満足できないところもあるのですがこのままいくことにします。
 ジューシィフルーツのイリアや稲森いずみ(いずれも若いころ、今でも美人ですけど)には似ていませんが目をサングラスやゴーグルでごまかす市販のパイロット人形よりは良心的な作品になったと思います(まさに自画自賛)。


 コクピットに座らせてみました。横顔を見ると目が立体的になっていないことが分かります。次回作ではこの辺を改善したいですね。

 重さを量ると3.7gです。軽く息を吹きかければコロコロ転がります。

 断髪エリーは約12g。結構軽量化できました。


耳は? 頭髪は? 首と肩は?

 耳は顔の横に描いて済ますと一気にチープになりますから再現するなら立体的に造形しなければなりません。頭髪は、人形の頭に植毛して再現するとリアルになります。
 その通りですが人形作成の第2作目でそういう高いハードルに挑戦するのは無謀です。「サングラスやゴーグルで目をごまかす」ことにいちゃもんを付けていることと首尾一貫しませんがヘッドセットか飛行帽で耳をカバーします。髪はフィギュアのやり方が参考になりそうです。


 行き当たりばったりで作業をしているのでヘッドセットや飛行帽の資料はこれから探し、髪の毛の再現方法も練習しなければなりません。ちょっと時間がかかりそうです。


 なまじ顔がリアルになっただけに首と肩もリアルにしないとバランスが取れません。彫刻、フィギュアやドールの作り方の資料を改めて勉強することにします。こちらにも時間がかかります。


 パイロット人形は飛行機を飛ばすことには関係はないのですが、孫娘のためにドールハウスを作るという遠大な目標があるのでその習作の意味もあり、力を入れたいと思います。

×

非ログインユーザーとして返信する