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自作パイロット人形を作る-6 飛行帽

 人形に飛行帽をかぶってもらえば髪の毛や耳を作らずに済みます(ごまかせます)。
 本物のパイロット装備・装具の知識は全くないので情報収集します。

情報収集

 FRP製ではない飛行帽はleather helmetだろうということで検索するとこんな画像がヒットしました。その中から現用のものでまねできそうなものを探します。

 Boseは飛行士用のヘッドセットも作っているんですね。Bose A20には飛行帽は付属していないようです。ヘッドセットが金具で飛行帽に固定されています。頭のてっぺんに付いているのはヘッドセットのヘッドバンド(耳に当てる部分をつなげているアレをヘッドバンドというそうです)を固定するためのもののようです。
https://www.gulfaerobatic.com/index.php/product/leather-flying-helmet/
 アクロバット飛行士によれば、Gがかかってヘッドセットがずれないように飛行帽と一体化するそうです。耳の所でもヘッドホンを飛行帽に固定するベルトが付いています。
 女性曲技飛行士が飛行帽をかぶらずにイヤホン式のヘッドセット(軽いからGの影響が少ない?)を使っているのは髪型が乱れないようにするためでしょうか。

 これなんかは非常にシンプルです。あご紐の固定を尾錠ではなくベルクロということにすれば簡単にまねできます。
https://gibson-barnes.com/product/helmets/open-cockpit/leather-cloth-helmets/leather-cloth-helmets-for-headsets/leather-cloth-helmets-for-headsets/#

飛行帽、製作開始

 飛行帽は人形とは別部品としてかぶせる感じにするとリアル感が増すだろうと考えました。

 ドール*製作の世界では人形に着脱式のかつらを被せてヘアスタイルを変えて楽しむことがあるそうです。ドールのかつら製作にインスパイアされて飛行帽づくりに挑戦です。
*同じ人形でも着せ替えをしたり、ポーズを取らせたりして楽しむのが「ドール」、飾っておくのが「フィギュア」というくくりのようです。パイロット人形はフィギュアでしょうね。パイロット人形作りでいろいろ調べているうちにドールとフィギュアの区別がつくようになりました。

 人形の頭部をラップで養生して軽量紙粘土を薄くのばしたものを被せることにします。打ち取られた首みたいですね。

 この状態では日本旅行に来たスカーフ(ヒジャブ?)をかぶったマレーシアの女性のような感じです。うーん、アップにするとアラが目立ちますね。キャノピー越しに見れば目立たなくなるかな?


 期待どおり軽量紙粘土が乾くと飛行帽を脱がすことができました。

 飛行帽を脱がすとトリミングが非常に楽です。

 目論見どおり「飛行帽をかぶっています」感が出ています。頭部に直接粘土を盛り付けるより感じが出たんじゃないでしょうか。顔と飛行帽の間に適度に隙間ができているのがいい感じです(自己満足)。
  まだヒジャブをかぶったマレーシアの女性のような感じがしますがヘッドセットを付ければ飛行帽になるでしょう。


 飛行帽はヘッドセットができてからヘッドホンの取付け部やヘッドバンドの固定部などを作り込みます。縫い目も再現したらカッコいいかもしれません。

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