自作パイロット人形を作る-3 顔の造形、なかなか終わらない
未経験者には頭の中のイメージを立体で表現するのは無理だろうと考えて、設計図を描きなおしました。
顔の造形の仕切り直し
前よりましですがまだ微妙な感じがします。
これを横に置いてお手本にして作っていきます。現段階ではどこかの遺跡から発掘された稚拙な像という感じです。
空を飛ぶものですから軽いに越したことはありません。さりとて軽量紙粘土だけで仕上げまで進むのは技術的なハードルが高いので、軽量紙粘土で大まかな形を作って、鼻、唇、頬などを石粉粘土で作るというのが良いやり方じゃないかと思います。
粘土を盛っては削り、という作業を続けなければなりません。粘土の乾燥時間も取らなければならないので時間がかかりますがこれがなければ飛行機が飛ばないということではないのでゆっくり作業を進めます。
石粉粘土は便利
石粉粘土は盛り付けるのが楽ですし、乾燥後は硬いけれどもろくなく、芯にしっかり食いつくので切り取ったり削り取ったりの整形も容易にできます。
ところで調べてみると石粉粘土は「せきふんねんど」と読むようです。僕は「かみねんど」や「あぶらねんど」からの連想で「石粉」も訓読みで「いしこねんど」だと思っていました。
石粉粘土や軽量紙粘土をこねる時はテックスの手袋を付けた方が指も汚れず、整形物の仕上がりもきれいになります。
自作人形の粘土が乾燥する時間を利用して断髪エリーの首や肩の造形も進めています。