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こてる32を作る-9 胴体側板②

 胴体を箱にする前の工作です。

組立準備

 組み立てた後に苦労しないようにサーボベッドなどを仕込んでおきます。

エレベーターサーボ用ベッド

 水平安定板が入る穴を開け、エレベーターサーボベッドまわりの工作をします。
 胴体の後ろにエレベーターサーボを積むのでサーボベッドを仕込みます。32クラスのくせにエレベーターサーボが二つというぜいたくな仕様です。エレベーターサーボのギヤが欠けて機体を壊してからはエレベーターサーボは2つにすることにしています。
 図面の上から待ち針を刺して印をつけてカッターと自作ポンチで穴を開けます。

 サーボを止めるビスの下穴を開ける時のためにテンプレートを作っておくと便利です。

 厚紙性のテンプレートですが結構耐久性があります。もう3機分くらい使いました。図面の電子データは残っていますから消耗したらまた印刷して作り直します。

 サーボはきれいに収まりましたが穴の周囲がささくれ立っています。カッターの刃は新しいものを使うべきです。

ラダー操作関連

 ラダーは胴体中央のメカ室のサーボからワイヤーで動かすことにします。ワイヤを通すノイズレスチューブが通る穴も側板に開けておきます。丸やすりで斜めに穴を開けるよりも長方形の穴にノイズレスチューブを通して溝状になったくぼみをバルサで埋めるようにする方が楽です。バルサで埋めた後は、うまく細工すればクリヤ仕上げにしてもそれほど違和感もありません。

縦通材の下の工作

 このところ長方形断面の箱を作ってから上下の構造物をくっつける工法にしていました。そのやり方だと上下の構造物用の枠を同枠とは別に作らなければならないので、今回は工作を簡単にし、部品点数を減らすため、縦通材の下に側板を延長することにしました。

 厚紙で型紙を作ってバルサを切り出します。

 縦通材より下の部分の胴体はナイフエッジのときの浮きをよくするために面積を稼ぐだけの部分ですので軽くしたいところです。縦通材の下の側板は3mmバルサでも良かったのですが1.5mmバルサに1.5mバルサの内張りを貼るという無駄に凝った構造になっています。
 1.5mmのバルサを大量にもらったので無駄にするのももったいないのでこんな構造にしました。まあ、多少は軽くなるかもしれませんが接着剤の重さで相殺されるかもしれません。

 縦通材の下をかさ増ししたら左右側板をまた背中合わせに仮止めして一体化して左右同じ形になるように整形します。
 写真では上側になっている胴体の下の方のバルサが不自然に濃い色になっていますが、もらったバルサが古くなったからです。見えないところなので気にしません。

 バルサは30年くらいたつとこんな色になるようです。法隆寺も年がたつとああいう色になりますが壊れることはありません。バルサも色が変わっても強度は大丈夫でしょう。

 側板の底に5×5のバルサ棒を接着して側板は完成になりました。

 胴体の前の部分を箱状にするために機首ブロックをエポキシ接着剤で固定します。


 エポキシ接着剤が硬化したら次の工程に進みます。

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