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こてる32を作る-10 胴体主要部の組立て①

 機首ブロックと胴体側板の接着剤が硬化する間にいろいろ作業します。

メカ室後方の胴枠

 メカ室後方の胴枠を片側に接着しておくと胴体を箱型にするときに便利です。メカ室後方の胴枠の部分まで胴体の幅が同じなのでここまでの部分で直方体になります。

ラダーサーボとエンコンサーボのベッド

 エンコンサーボとラダーサーボは胴体の下の方に配置して胴体の上の方で電池や受信機を動かして重心調整できるようにします。

 今回の機体用のサーボはハイボルテージ仕様で揃えました。この銘柄で故障は起きていないので最近はこれを愛用しています。4個で3,980円ならうれしいんですけど1個のお値段です。1個で1万円越えのサーボは僕にはもったいないのでこれくらいがちょうどよい感じです。
 1個1,980円の格安ながらハイボルテージ、メタルギヤ、デジタルという目のくらむようなスペックのサーボを4個まとめて買ったことがありますが、1年間でのべ6回ギヤが欠けました。6回ということはギヤを交換してまた壊れたのもあるということです。おかげで1機壊しました。

 ラダーサーボ用のベッドとエンコンサーボ用のベッドです。後から気が付いたのですがサーボベッドを同じ高さにして前後にずらせば楽ですし部品も少なくて済みました。
 ヒノキ棒で井桁形に組み立てているのは工作が楽だからで、強度的なメリットはないと思います。
 サーボの取付けネジの穴も加工して、ねじ穴に瞬間を流しておきます。

 胴体側板にサーボベッドを乗せる台も接着しておきます。こういうところは胴体が出来上がってからでは工作が面倒で、確実な接着ができません。

胴体後方の部材の準備

 胴体後方をつなぐのは直方体ができてからですがいろいろと準備しておきます。

 僕の機体では胴体主要部の後ろ端が12mmなるようにしているので組み立て用治具は使いまわしです。5mmの角材を斜めに削いで12mmになるように調整しますがご覧のとおり片方だけ削いでいます。尻尾をつなげる前に何度も仮組して確認します。


 最後尾の区画は直線ですから長い三角形の部材で尻尾をしっかりさせます。機首ブロックを付けている側(左舷側板)に接着します。四角い木のブロックはホームセンター買った一編が50mmの直方体です。いろいろと使い道があります。


 接着するとこんな具合です。反対側の側板の部材と組み合うようにしておきます。

直方体を作る

 機首ブロックとメカ室後部の胴枠が接着された側板(左舷)と右舷を結合します。工作精度が低いので隙間ができますが、隙間はエポキシ接着剤で埋める感じです。胴体の前縁がずれると後縁をずらしてつじつまを合わせることになります。
 機首ブロックの接着にはエポキシを、胴枠の接着にはゴリラウッドグルーを使います。1時間弱でゴリラウッドグルーが乾きますからその後はエポキシ接着剤の硬化前でも多少動かすことができます。

胴枠の作成

 エポキシ接着剤が硬化するまでの時間を利用して胴枠も作っておきます。

 こちらも井桁式で組み立てます。円をケガいている部材はエレベーターサーボのリード線を通す筒(ガイドパイプというとカッコいい)を受けるところです。

細かい工作

 ガイドパイプはコネクターを2個通すのでやや太めの15mmのアルミパイプを芯にして紙を巻いて作ります。外から見えますからクラフト紙にして違和感のないようにしています。らせん状に巻くときれいに巻けます。

左右側板の結合

 細かい作業をしているうちにエポキシが固まったので直方体状態の胴体のしっぽをつないで胴体の形にします。

 平面形をラフに描いた紙の上直方体の胴体を置き、直方体の部分がずれないように重しをかけてバルサの弾力に合わせて尻尾をつなげます。アルミのアングルでがっちり固定して押さえつけるように組み立てるとあとあと狂いが出るような気がします。

 狂いが出ていないことを確認して各部を強固に結合します。
 この程度まで作業が進めば一安心です。

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