こてる32を作る-8 胴体側板①
11月8日のマフラーの実験で搭載エンジンの排気系が決まったので胴体側板の作成を始めます。
なぜ側板ではなく防火壁や脚取付け台から先に作ったのかといえば、先に側板ができてしまうと内部の細工が不十分なまま組み立てたくなってしまうからです。
ホームセンターで手に入る長さ600mmのバルサ2枚で左右の側板がまかなえます。まあ、そのように設計したんですけどね。
アルミアングル材に薄めの両面テープで120番のペーパーを貼って長めのサンディングブロックにしています。こういうものを作っておくと長いものを整形するのに便利です。プランク材を突き合わせて接着するときにも威力を発揮します。
3×3のヒノキ棒が4隅の縦通材になります。
筋交いを入れると側板がしっかりしてきます。正確な長方形になるようにアルミのアングル材で挟みながら工作します。
ここ何年かはこういう工法で側板を作っています。こてるRCGFもこの工法でした。
1.8mmの合板から機首の内張りを切り出します。肉抜き穴などの丸い所を糸鋸で切っていたこともありましたが小穴を開けてつなげていく工法に落ち着いています。
穴を開け終わった後、治具にあててカンザシを通す穴が所定の所に開いているか確認します。胴体の組立てがかなり進んだ後で治具を使ってカンザシ受けのパイプを付けるのですが、組み立てていくうちに狂いが出てきますからカンザシ受けのパイプを取り付ける穴は0.5mmくらいブカブカに作っておきます。
内張を胴体側板に接着して板を挟んで圧着します。
内張がくっつきました。
側板を背中合わせに仮止めして左右同じ製品ができるようにします。この状態で側板にできる限りの細工をします。
エンジンの実験以外にいろいろと所用があったので作業が進みません。