自作ホイールパンツを作り直す 塗装の準備
以前のブログでも書きましたがホイールパンツの役割は泥除けと見映えの向上です。未塗装では見映えの向上の役割を果たしていません。
スカイグレーのウレタン塗料ができた(できてたらいいな)ので塗装の工程に移ります。
ホイールパンツの準備
塗装するのでせっかく取り付けたホイールパンツを取り外します。
飛行場では気が付かなかったのですがタイヤの部分に筋が走っています。パンツには黒い削りかすが付いています。手でホイールを回したときは大丈夫だったのですがホイールパンツのどこかとタイヤが干渉していたということです。
前のブログに「実運用の結果は成功じゃないでしょうか」と自慢タラタラで書いたのですが「まあまあ成功」レベルです。
ホイールのゴムの部分(タイヤ*)をハブから外して裏返しに付け直しました。アイエムのホイールはこういうことができます。テトラやOKでもできるかもしれません。
ホイールパンツは直さなければなりません。パンツが直っていないと無事だった側にも傷が付きます。
*皆さんはホイールとタイヤという言葉をどう使い分けていますか?
日本では車輪全体を「タイヤ」、ゴムの内側の部分を「ホイール」と呼ぶ(と思う)のですが、英語的には「タイヤ/tire」はゴムの部分だけで車輪全体が「ホイール/wheel」のようです。じゃあ英語ではゴムの内側から車軸が通るまでの部分はどういうのでしょうか。「リム/rim」ならゴムの部分がはまる縁の部分ですし「ハブ/hub」なら軸が通る中心部です。リムとハブをつないでいる部分は「スポーク/spoke」か「フランジ/frange」でしょうがまとめてどういうんでしょうか。
ダンロップのサイトではリムと呼んでいる箇所があります。外国の模型関係界隈ではhubと呼んでいる例を見ます。
ホイールパンツはねじを2つ外せば上にずらして外すことができます。取り付ける時はその逆です。市販品でたまにあるパズルのように組み合せて取り付ける必要はありません(自慢)。
ホイールパンツにはタイヤの削りかすが付いています。
タイヤに当たりそうな部分をリューターで削ります。正直、地上滑走でホイールパンツのどこがタイヤに当たってるかわからないのですが余裕をもって出口の幅を広げ、内側の飛び出たところを削りました。
ホイールパンツを塗装するときの持ち手というか台を作ります。台はスタイロフォームですから塗料が掛かりそうなところをガムテープで養生しておきます。持ち手を左手で持って塗装し、塗装が終われば竹串の付いている角材に差し込みます。
脚、ホイール、ホイールパンツを組み立てる時に手垢が尽き放題ですし、2回飛ばしたので排油も飛んでいるので清掃と脱脂をします。
塗装準備
めんどくさい塗装作業(準備、片付け、往復)の回数を減らすために一回で塗装するものをなるべく多くそろえておきます。
ホイールパンツと一緒に塗装するものは、7月21日に塗装下地完成になってから放置状態になっているこてるRCGFの新作キャノピーと、いつ塗装準備完了になったか思い出せないこてるNGHの脚カバー(クリヤ塗装)です。ほこりがずいぶんたかっています。マスキングも一部剥がれているので張り直しが必要でした。
塗装に出発するまでに塗装するものをもっと探すことにします。
現場でエアブラシの道具が動かなくなったことが何回かありましたから塗装道具の作動チェックをします。エアブラシのハンドピースは予備を含め2つ持っていきます。
塗装作業は無風又は微風の早朝を狙います。塗面の状態が分かりやすくなるように快晴であってほしいところです。天気予報によれば土曜日(8月27日)の朝は雨上がりの晴れになりそうです。等圧線が開いているので風も弱いでしょう。