こてる40XZの飛行、もう一台のENYA 40XZの調子は?
しばらくガソリンエンジンばかり回してきましたがENYA 40XZを載せた「こてる40XZ」を1年半ぶりに飛ばすことにしました。
機体は色塗装仕上げですが軽めに仕上がっています。
出発前に蛍光灯の下で塗装面を写しました。軽く仕上げたいがために色が付く程度で済ませています、というのは言い訳で塗料をケチって雑に吹いただけです。白は吹きっぱなしで上塗りのクリヤなんてものは吹いていません。
この機体に積んだエンジンはほぼ新品状態のときにコンロッドを焼き付かせて交換し、50ℓ運転したときにリアベアリングを交換しました。ヘタったニードルバルブをちょん切ってOS AX46の外付けニードルバルブ仕様にしています。このニードルを見てOSのエンジンと間違える人もいます。
圧縮は新品同様でしっかりしています。
やたらに回る10年以上前のENYA 40XZ
新品のENYA 40XZの力試しをしたので、今度は2006年に買ってすでに75ℓ回したこのベテラン(調子が良いから中古とは言わない)の40XZがどれくらい回るか、条件をそろえて回転数を取ってみました。
テストする日とは気象条件が違うのですが、排気系の仕様は同じ、プロペラも力比べのときと同じものを使いました。結果は驚きの13,600 r.p.mです。この回転数は機首を上に向けて最高回転にセットして地上に置いたときの回転数ですからもう少し上がるかもしれません。
同じプロペラ、同じ排気系、同じ燃料での回転数が、
もう一台の10ℓ運転したENYA 40XZで13,000 r.p.m
ENYA SS35 Ringで12,500 r.p.m
OS 32SXで12,700 r.p.m
なのに比べると恐ろしく回っています。
ENYA 40XZ は10ℓ回したくらいでは最高の調子にならないということでしょうか。たしかに2台目の40XZはまだ回すたびに調子が上がっているような感じです。
やっぱりホイールパンツは必要
2回飛ばしてから機体を裏返してみました。
機体に付いた排油の色で混合気の濃い、薄いの判断ができます。茶色味があまりかかっていない青ということはまだ甘いのですがこれくらいにした方が安全です。茶色味の強い青でギリギリ、黒に近いと危ないという感じです。
朝方雨が降ったので、濡れた草の葉が主翼の裏に跳ね上がっています。ホイールパンツを付ければこの跳ねは防止できます。