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自作ホイールパンツを作り直す 雄型の作成へ

頑丈な雄型が必要

 ホイールパンツの雌型をエポキシのFRPで作ろうとして微妙な結果になったなったので今回は石膏とシリコンの2種類の雌型を作ることにします。
 一つの雄型から最初に石膏の雌型を作り、同じ雄型からシリコンでも雌型を作るのですから雄型は頑丈にしなければなりません。

母型の仕上げ

 母型は表面が平滑になれば完成です。

 ピンホールのようになっているところをパテで修正して水研ぎしました。あとは白をスプレーして塗装は完了とします。

土台の仕上げ

 2回目の吹き付けが終わった土台の表面は塗料が弾いてピンホールになったところがあります。黄色を厚塗りしすぎたためか、塗料に混じっているガスが抜けきらずに塗面に残って気泡ができました。これらはラッカーパテで修正しました。
 溶剤乾燥型の塗料にラッカーパテを塗ったらパテの周りの塗膜がパテに含まれたシンナーを吸って盛り上がりました。使い方に気を付けなければなりません。

最後の塗装と表面仕上げ

 ホイールパンツの母型に水性の白、土台にラッカーの黄色を塗って塗装は完了です。

 母型の塗装前はこんな具合です。

 全体が白くなるまでスプレーしました。アサヒペンの水性白はアレスコの赤や黒より肉持ちが良い感じです。テラテラに光っているので水研ぎは最小限で済みそうです。
 なぜ白にするのかと言えば、離型材にする色付きのPVAの付き具合が分かりやすくなるようにするためです。 
 ホイールパンツに白を拭いた後は塗面が荒れている所をならす程度にペーパーを掛けます。
 800番でならして1500番のペーパーで800番のペーパーの跡を消します。経験上、1500番まで磨けばワックスを塗りこめば離型できますが、念のためにコンパウンドで磨きます。追記:結局コンパウンドはかけませんでした。

 土台に黄色を吹くとまだピンホールや気泡の後が残っています。もう一度パテを盛って塗装する気力がなくなったのでワックスや石けんで埋めることにします。


 雄型はきれいに作るに越したことはありませんが、鏡面レベルに仕上げても雌型に転写する段階と雌型から製品を作る段階で離型剤の影響で表面が荒れますから雌型が食いつかない程度で妥協します。
 

 写真は今回の工作で使った塗料です。40年近く前に買った緑の缶スプレーは空になりました。黄色のラッカーも30年以上前に買ったものです。ガスも抜けていないしノズルも詰まっていませんでした。結構長持ちするものです。


 塗装に行くついでにこてるNGH用のホイールパンツの補修塗装もすることにしました。水性の赤が色的に合いそうです。

 色は付きました。元の色とほぼ同じなので遠くから見ればわかりません。
 ホイールパンツに水性塗料で大丈夫かといえば大丈夫じゃないでしょうがウレタンを吹いてもいずれズダボロになるのは同じだろうということで妥協します。

母型と土台の組立(雄型の作成)

 土台の上に両面テープで母型を貼り付ければ雄型になります。
 ここまで作って、母型を発泡スチロールのトレイに両面テープで貼り付ければ十分じゃなかったの?と思えてきました。後悔先に立たずです。 



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