こてる32を作る-41 グラス貼り完了
胴体のグラス貼りの第2段階、第3段階に進みます。胴体のエポキシ処理はこれで完了になります。
胴体などのグラス貼り
胴体の上側のグラスを貼り、
胴体ハッチのバルサ部分のグラス貼りもしました。この作業は12月7日の夜に完了しました。
バルサ部分が硬化した後、タイロフォームの部分のグラスも貼ります。ここは塗装仕上げにするのでグラスに継ぎ目があっても隠せるだろうということで余ったグラスをつぎはぎして貼ります。
継ぎ目はそれほど目立ちませんでした。タルクを入れた水性ウレタンを塗れば平滑になりそうです。
スタイロフォームのグラス貼りでは表面に残った気泡に樹脂が回るように多めに樹脂を塗って余った樹脂をペーパータオルで吸い取ります(ふき取るとグラスにしわが寄る)。
グラスを貼っているうちにマイクログラスの厚さが違うことに気が付きました。仕上がりをグラスの目が残る程度にすると注意して見れば気が付きます。
側面は厚め、上側は薄めのグラスになってしまいました。使いかけのグラスを袋にまとめていてそれから使っていたのでこういうことになりました。毎回同じ目のグラスを買っておけば良いのですが無計画に買うのでこうなります。
トリミングは薄いグラスの方が楽ですが強度や実用性から考えればこのサイズの機体ではある程度の厚みのあるグラスの方がよさそうです。マスキングテープの上に乗ったグラスをサンドペーパーで削ってマスキングテープの縁でグラスが切れるようにしています。グラスの継ぎ目は付き合わせではなく2mmくらい重なるようにしています。縦通材の上でグラスが2重になっているので強度が上がるかもしれません(気休めでしょうね)。
下側は上が硬化してから8日の朝に貼りました。
硬化後、グラスの継ぎ目を水ペーパーでならします。縦通材の所で継いだ部分はほぼわからなくなりました。垂直安定板の前でもグラスを継いでありますがバルサの継ぎ目とグラスの継ぎ目を合わせましたからあまり目立ちません。
グラスがむき出しになって白くなっている部分がありますが樹脂を追加で塗れば浸み込んで透明になります(ということを期待します)。
グラスの面にエポキシ樹脂を塗ります。僕のやり方ではグラスを貼った状態ではバルサの生地の上にグラスが樹脂で貼りついているだけですからもう一度樹脂を塗ってしっかりした樹脂の層を作らなければなりません。グラスの目は残っているもののかなり樹脂で埋まった、という状態にします。
仕上げの樹脂を塗るときは百均のコスメのスポンジが役に立ちます。これを使うと塗りつける時の手ごたえで樹脂の塗布の量を把握することができます。
せっかく樹脂を作ったのでカウルに開けたスローニードル調整用の穴にも樹脂を塗ります。