FRP工作、小さな雌型を作る② 流し込み式は成功
吹き返しトラップチャンバーの雌型です。
離型は成功・・・かな?
樹脂が固まったので離型です。土手にしていたガムテープをはがし、
原型と雌型が痛まないようにプラスチックの薄い板を差し込み、ゆっくりとこじっていくと「パカッ」という感じで離型できました。
めでたく大成功と言いたいところですが、4個の雌型の内1個は完全に成功とは言えませんでした。
雄型の台と原型がはがれてしまいました。エポキシで強化したとはいえスタイロフォームですからね。
原型はきれいに離型できたので雌型は健在です。
まあ、雄型は再利用する予定はないので壊れても大丈夫です。雌型が2組、4個きれいにできたので総合的には成功です(言い訳がましいなあ)。
エポキシ樹脂で表面処理した原型からエポキシ樹脂で型を起こしたのですが、ワックスを3回塗ってPVAを塗るという離型処理できれいに離型できました。
でもね、流し込み式だと大量に樹脂が要るんですよね。今回のような小さなものならいいのですがカウルとかの大物を作るには使うことを躊躇します。
次はこの雌型から製品を起こします。
小さくてきついRがある雌型は普通とは違ったやり方をしました。製品もあまり人がやっていない(と思う)工夫をしてみようと思います。