FRP製品の雄型をスタイロフォームで作る① ホイールパンツの雄型
ブログのシリーズの名を整理しました。ホイールパンツの他にカウルの雄型も作っているので「FRPホイールパンツを量産」からシリーズの名を変えました。
ホイールパンツの雄型の強化
原型として使うためにはヤワなスタイロフォームを固くしなければなりません。
エポキシ樹脂をスタイロフォームの生地に塗って硬化させます。かなり多くの樹脂を使いました。
けば立ったスタイロフォームの表面をザッとならしてマイクログラスを貼ります。
切れ目を入れることなくなじみました。
と思ったのですが・・・、
硬化後にチェックすると縁の部分で浮き上がっているところがありました。でも、このくらいなら大丈夫です。
浮き上がったところを削り取ってもう一度エポキシを塗りました。
左右を付けたり外したりしているうちにダボ穴が緩くなってきました。
これでは左右を組み合わせたときに食い違いがでる恐れがあります。
エポキシ樹脂をすり込んで穴を補強します。
左右を組み合わせるときに段差が出ないように改めて平面を出します。
樹脂にマイクロバルーンを混ぜたものを作り、
縁に盛り付けて平面に置きます。エポキシがくっつかなさそうなポリエチレンとおぼしきプラスチックシートをいたと原型の間に挟んでいます。
型を裏側から見ると樹脂が回っていることが確認できます。
硬化後、切り出しで縁をザッと削って、
硬化後に左右を組み合わせて縁をそろえます。こういうことをするのでダボ穴を固くしておかなければなりません。
この後、塗装して表面を滑らかにして原型を仕上げます。