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FRP製品その他の小物の塗装、1回目

 1月17日は前日と打って変わって快晴微風の絶好の塗装日和です。


 塗装に出発する前に今回塗装する者を勢ぞろいさせました。

 色塗装だけなら曇りでも塗料の乗り具合が分かるのですが、写真の下のバルサ製品のクリヤ塗装もするので塗料の乗り具合が良くわかる快晴の日でなければなりません。


 まだ日が昇りきらない6時に家を出ました。


 早朝は霜が降りて(夏は朝露が下りて)ほこりが舞わないのできれいに仕上がります。
 塗装作業は車から十分離れた風下側でやります。全くの無風より微風の方がミストが風下に流れていろいろ好都合です。

 エア缶で塗装するのですが、気温の低い冬の野外では圧力が下がります。水を入れた容器(乾パンの空き缶)にエア缶を付けておけばエア缶の温度はある程度以下には下がらず圧力は低いながらも安定して最後まで吹けます。

 塗装後のエア缶の状況です。缶の下の方に厚い氷ができています。缶の表面温度は零度をやや下回った程度で安定していたと思われます。
 水に浸けない状態だと缶の温度は際限なく下がるんじゃないでしょうか。

クリヤ塗装

 クリヤ塗装したバルサ製品はどうなったかと言えば・・・、

 吹いた直後はきれいなものです。高級家具や塗り物の食器の趣があります。

 シンナーが飛ぶと下地のデコボコが現れてきます。蛍光灯の像がきれいじゃありませんね。
 1200番くらいで水研ぎしてもう一回クリヤを吹けばもっといい仕上がりになりますがこれを付ける機体の他の部分もこの程度の仕上がりなのでこれで完成にします。

色塗装

 隠ぺい力の強い(色が付きやすい)バルサ色でカウルもホイールパンツも塗ります。僕の製品はゲルコート層などというものはないし、サーフェサーを吹くという工程も省略するので厚塗りしてサーフェサー代わりにもします。

 作った6gの塗料が無くなるまで吹いた状態です。色は付いていますが120番のペーパーの目が見えますし、気が付かなかったピンホールやデコボコが見えてきます。 

・・・バルサとは程遠いかな

 本物のバルサ製品と「バルサ色」に塗ったFRP製品の色を比べてみました。

 ちょっと、というかかなり赤みが強いですね。今使っているバルサ色のウレタンが残り少なになっているので新しく調色しなおすことにします。


 ホイールパンツはいかに消耗品とはいえあまりに手を抜きすぎると見栄えの問題がありますからパテ盛りと塗装を繰り返さなければなりません。
 カウルはホイールパンツよりも出来がいいのですが木目を入れる工程が必要なので(別に入れなくてもいいんだけどね)塗装完成までにはまだまだかかります。
 現在、新たなホイールパンツとカウルを作っている最中なのでそれらの塗装と時期を合わせるかもしれません。

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