年金生活フライヤーのブログ

ラジコン飛行機関連のブログ

車のお手入れ シボ加工の樹脂部分は多層コート(笑)で黒くなるか

 僕のブログは「年金生活フライヤーのブログ」なのですが、最近は「年金生活ドライバーのブログ」のような感じになっています。
 車の手入れシリーズを続けましたがそろそろ一区切りです。


 スピードビードは雑な手入れをする者にとっては都合の良い製品ですが、前のブログのように、深いシボ加工をした未塗装樹脂のシボの奥まで黒くするのは苦しい感じです。
 ちゃんとしたケミカルを塗れば黒くなるんでしょうが、塗装してフィルム状の保護膜を張るような製品ではその保護膜が劣化したらどうするのかという懸念が残ります。
 ということで、手持ちの材料でどうにかなるか試すことにします。
 だいたい、車の手入れのために道具をそろえ始めると大変なことになります。高めのケミカルを一つ買うならサーボやアンプを一つ買いたいところです。

多層コート(笑)

 スピードビードの前は未塗装樹脂の表面にはアーマオールプロテクタントを使ってきました。塗った直後の仕上がりは落ち着いたツヤがあって上質感がありますが長持ちしません。雨が降るたびに塗りなおすようなマメな人向けの製品という感じです。


 長持ちさせるためにアーマオールプロテクタントの上にスピードビードを塗ったらどうなるだろうかと考えました。アーマオールプロテクタントで黒くした表面にスピードビードで蓋をして保護できたらハッピーです。


 アーマオールプロテクタントを塗ると表面が離型剤を塗ったようにツルツルになるので、その上にスピードビードは密着しないかもしれませんが・・・、

 二つの製品の成分表を見たり実際の液剤を様子を見ると、アーマオールプロテクタントもスピードビードもシリコン系の樹脂やらを界面活性剤で乳化した水性のエマルジョンのような感じです。
 ひよどり越えの「鹿も四つ足、馬も四つ足」(このセリフは前にも使った)ではありませんが両方とも水性エマルジョンなら二つが混じり合ってアーマオールプロテクタントの上にスピードビードが乗るかもしれません。
 アーマオールプロテクタントの層とスピードビードの層がしっかり密着した多層コート(笑)の状態になることを期待します。


 違う種類のコーティング剤を塗り重ねる例はいろいろあるようですし、たとえ悪影響が出たり効果がなくても取り返しがつくので早速実験です。

実験開始

 一番出来の悪かったカウルトップパネルは凹凸があったりワイパーが邪魔だったりと作業しにくいので、出来が微妙だったリヤバンパーで試すことにします。

 リヤバンパーにはすでにスピードビードを塗ってあるので一応黒くはなっています。
 自動車のナンバーは一応隠しました。僕のような一般人の個人情報なんか知ろうとする人はいないでしょうけどね。

 スマホのカメラじゃわかりにくいのですが、近くによると縞模様(フローマーク)が分かるし、シボの奥の方が白くなっていることが分かります。


 都合のいいことに千葉県北西部には20日に大雨が降ったので水洗いの手間が省けました。


 まずアーマオールプロテクタントを塗りました。

 写真は塗った後、結構念入に空拭きした後の状態です。スピードビードを塗った直後の状態に比べて水や油を塗ったような状態になって黒さが引き立ちます。
 縞模様(フローマーク)はすかして見ればわかる程度に目立たなくなりました。


 ナンバープレートから右側の部分にさらにスピードビードを塗って比較することにします。
 スピードビードが食いつくようにアーマオールプロテクタントを空拭きして1時間乾燥させてから塗りこみました。
 塗ってみればアーマオールプロテクタントでスピードビードがはじかれるようなことはありませんでした。

 バンパーの左半分はスピードビード、アーマオールプロテクタントの2層コート、右はスピードビード、アーマオールプロテクタント、さらにもう一層のスピードビードの3層コートです。
 右と左は現状では見たところ差はありません。つまり、アーマオールプロテクタントの上にスピードビードを塗ってもアーマオールプロテクタントを塗った直後の状態と変化はない(わからない)ということです。


 アーマオールプロテクタントとスピードビードが重ね塗りしても支障ないことまでは実証できました(今のところはですけど)。後は耐久性です。


 アーマオールプロテクタントは水に濡れるとまだら状に色が引けていきます。スピードビードを上に塗った方が長持ちすれば実験は成功です。

×

非ログインユーザーとして返信する