32-35クラススポーツ機「こてる32」を作る-4 防火壁③、主脚台①
防火壁の工作、まだまだ続く
燃料が浸込んだらいやなので防火壁の鬼目ナット周りに木がむきだしになっているところがないようにエポキシを追加で塗りました。ネジが通る所にエポキシが回らないようにネジ穴には3mmのノイズレスチューブを刺しておきます。
エンジンマウントが取り付けられる状態になりました。
タンクは、タンクの口を防火壁の穴にはめて固定する仕組みですが、防火壁とタンク本体の間に気になる隙間があるので5mmのカイモノをかっておきます。
タンクをあてがうとこんな具合になります。口の金具が防火壁にぶつかるなどの心配がなくなります。
防火壁の工作はまだ終わりません。エンジンとタンクを仮付けして加工すべきところを加工しなければなりません。
主脚台
主脚台は、本当は桜材で作りたかったのですが東京まで行かなければ手に入りそうにないのでホームセンターで見つけたユーカリ材にしました。すでに10ccガソリンエンジンを搭載した「こてるRCGF」のエンジンマウントに使っていますが強度的に問題はなさそうです。
最近は主脚台に合板を使っていません。合板は壊れる時に層間剥離を起こして補修が大変ですが1枚板だと木目に沿って割れるので補修が簡単です。
ヒロボーのARFの主脚取付け台の構造をパクってにインスパイアされてこの構造にしました。
僕の技量と道具では合板やら堅木(ユーカリを堅木とい呼ぶのは微妙ですけど)を寸法どおりに切り出すのは難しいのでおおざっぱに切ってから修正します。こういう作業にも切り出しが役に立ちます。
脚取付け部
せっかくピアノ線脚ができているので脚を取り付けるための加工もやっておきます。
ピアノ線は3.2mmですが開ける穴は3.5mmです。取り付ける時にエポキシを塗って隙間を埋めてぐらつかないようにします。
普通のスタイルの脚は真っすぐに穴を開けるだけで済みます。
新機軸の後傾脚
新機軸の後傾脚用の取付け穴は下から見れば真ん中に向けかつ後ろから前に向かって開けなければなりません。これ用の穴を開けるのは難しい。
脚のつっかえ棒になるような木片を切り出しましたがあまり役に立ちません。白いのは内径3,2mm、外径6mm弱、長さ20mmのジュラコンのスペーサーです。3.2mmピアノ線にぴったりです。このジュラコンスペーサーを見つけたのでこういうことをする気になりました。
目分量で穴を開けるのですが、正確に穴が開くわけはないのでガバガバな穴を開けてジュラコンをエポキシで固定して角度を出すことにします。
ここからは未知の領域ですが所要があって作業は中断です。