年金生活フライヤーのブログ

ラジコン飛行機関連のブログ

こてる32を作る-5 主脚台②、機首ブロック

 表題が長いので短くしました。
 主脚台の工作を続けます。胴体が出来上がってからこういうところの細工をするのは非常に困難になるか不可能になるので組み立て前にできるところまですましておきます。

主脚台:脚取付け部の工作

 ピアノ線後傾脚の装備は僕には初めての経験で未知の領域です。
 僕のような凡人がこういうものを独自に考え付くわけはありません。ガソリン機で真っすぐな丸棒の脚(カーボンだったかピアノ線だったかは確認できなかった)を胴体のパイプに差し込むの見て「オレもやってみよう」と考えた工法です。

 ガバガバに開けた穴にジュラコンのスペーサーを差し込んでエポキシで固定します。エポキシ作業は数回に分けて行う必要がありますが、この作業は仮止め的な工程です。ジュラコンスペーサーだけを差し込んでもアラインメントを正確に出せないので団子の串を差し込んで角度を確認しやすくしています。ピアノ線では重くて脚がずっこけました。

 仮止めのエポキシが硬化した後、脚取付け台をひっくり返してスペーサーの取付け部にエポキシを流します。この後、防火壁と脚取付け台を一体化した後でスペーサーに補強を施して脚にかかる力を主脚取付け台と防火壁で受け止められる形にします。

機首ブロック

 防火壁と脚取付け台を一体化して「機首ブロック」にしておくと胴体を組み立てる時に楽です。が、その前に防火壁側にできる細工をしておきます。

 防火壁に穴を開けてマフラープレッシャー用のチューブを通すことにしました。バブレスタンクは通気用又はマフラープレッシャー用のチューブはタンクの底から取る仕様なので普通のクランクタンクとはちょっと違う工夫が必用です。

 エンジンとタンクを仮付けして配管やエンコンロッドチューブの取り回しを確認しました。エンジンのマフラー側のプレッシャーをとるニップルの位置を変えています。

 脚取付台、防火壁、タンクを仮組して部品が干渉しないか確認します。マフラープレッシャーのチューブと脚はギリギリで干渉しないで済みました。

 ビニールシートを敷いた図面の上に置いてエポキシで接着します。加熱すると合板が変形する恐れがありますからエポキシが8割がた硬化するまで室温で静置します。

×

非ログインユーザーとして返信する