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ヘッドライトの古ぼけ対策 研磨編①

 研磨作業を集合住宅の駐車場ですると周囲の目が気になりますから飛行場でやることにします。飛行機の道具の他に研磨作業の資材を準備します。

 研磨セットです。バルサからアルミまで何にでも使う愛用の切り出し、1500番のペーパー、水研ぎ用パットのほかに水道がない所で作業するため霧吹きとウィンドウォッシャー液の空きボトルに水を入れて持っていきます。

 いきなり全面を研ぐ度胸はないので曲面が切り替わる線より後ろ側を研ぐことにしました。

 作業前はこんな具合です。曇りができて細かい傷が無数に走っています。

 インド人を見習って切り出しをスクレーパーの代わりにして削り始めましたサンドペーパーより作業性が優れています。「カッ、カッ」と刃が当たると傷が付きますから刃が当たる瞬間がソフトになるように気を付けて力を入れずに削ります。
 わずか数回こすっただけで傷が消えたことが分かります。傷が消えたかどうかの判断はサンドペーパーよりスクレーパーの方が分かりやすいと思います。サンドペーパーだとペーパーの傷か元からの傷か区別がつきません。

 ここまでは良かった。写真では分かりにくいのですが子細に見るとコーティングの層が削れてしまったところと残ったところができてまだら状になってきました。
 コーティングが完全にはがれていない所でも傷が消えているということは、今のところ傷の深さはコーティングの層にとどまっているような感じです(ヘッドライトのどこでもそうであるかの保証はないですけど)。コーティングの層のそのまた表層を削れば元に戻りそうな気がします。
 今回はコーティングを完全に剥ぐことは止めにして、後2、3年してコーティングが完全にいかれたらコーティングを全部剥ぐことにしました。
 スクレーパーの切削力は恐るべきものです。スクレーパーで削るとコーティングがどんどん削れるのでコーティング層を温存するためとスクレーパーの削り跡をならすために1500番のペーパーで研ぎ始めました。


 スクレーパーで削った範囲より広い範囲を1500番で研ぎました。スクレーパーパーで削ったところと新たに1500番で削ったところの区別はつきません。スクレーパーの削り跡はそれほど簡単にならすことができるということです。
 研ぎ汁を流すために水をかけると傷が見えなくなります。もちろん乾くと白くなります。
 1500番で研いだ状態で水性ウレタンを塗ったら透明な仕上がりになるかもしれないとの期待が高まります。


 ペーパーが掛かっていないところ(上)とペーパーが掛かった曇っているところの境目です。ペーパーが掛かっている所の傷が無くなっていれば成功ですがこの状態では判断がつきません。


 今回の作業はここまでです。

 僕は小心者ですから今回作業したのは右のヘッドライトカバーの後ろ半分の上の方という狭いエリアです。
 このエリアでいろいろ実験してみたいと思います。

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