エポキシ作業-3、EPP機の補修②
雨が続いて飛ばしに行けないので数日前からエポキシ作業を再開しました。
ホイールパンツやEPP機の補修もするのでエポキシが流れ出さないようにするためと強度を上げるための骨材も準備します。左から中空グラスの軽量なマイクロバルーン、バルサの粉、スタイロフォームの粉、グラス(一部カーボン)チョップです。
今回はマイクロバルーンは使いませんでした。
ゴミが混じっていない粉を作るためにわざわざスタイロフォームを削ることもあります。
新作キャノピー
表面のゴミを取るレベルでペーパーを掛けたキャノピーにダメ押しでエポキシ樹脂を塗ります。
エポキシ樹脂を使うことにより、あるかもしれないピンホールをつぶしてウレタン塗料がスタイロフォームに浸み込むのを防ぐとともに表面を強化することができます。グラスの目をつぶすだけならタルクを入れた水性塗料でも良いのですが強度を稼ぐためとシンナー対策にはエポキシ樹脂の方が好都合です。
今回は百均のコスメのコーナーで見つけたスポンジを使ってみました。使ってみると適度な弾力があり、ある程度樹脂を吸い込みますから今回の作業では非常にやくにたちました。
タレができると修正が面倒なので表面をチェックしてタレそうなところの樹脂を足りなところに持っていきます。グラスの目は完全には埋めません。グラスの目を埋めるのは次の水性ウレタンの塗装の段階です。
ラッチのつまみが前後する穴もきれいになるように工夫します。離型材はセロハンテープです。
こんな感じで離型材スペーサー?を差し込んで隙間に樹脂をすり込みます。穴の強度を上げる効果も期待します。
ホイールパンツの追加作業
ホイールパンツの樹脂が回っていない所は外側にセロハンテープを張って樹脂が流れないようにしてから樹脂とグラスのチョップで埋めます。
最初に樹脂を塗ってその上にグラスチョップを乗せます。
団子の串を適当に削った道具竹製のスパチュラでグラスチョップをつつくとけっこううまくなじみました。
EPP機の補修
バルサとモーターマウントの周りの隙間を樹脂で固めて強度を上げる算段です。
セロハンテープで周りを養生し、隙間に流したエポキシ樹脂が流れ出さないようにスタイロフォームの粉を詰め込ます。
スタイロフォームの粉の上に樹脂を垂らして樹脂が回るのを待ちます。樹脂が流れたところは色が濃くなっています。今回は機体を上に向けて機首側から流しました。これだけでも飛ばせるだけの強度が出るかもしれません。
マイクログラスでは重力でサラサラ流れてしまいますからこういうことはできません。スタイロフォームの粉ですから強度が上がるかは微妙ですが使い道はあります。樹脂が回ると色が濃くなるところも長所です。