こてるRCGFの再生㉔、胴体の細工、最終段階、キャノピーの骨組み
日曜日ですが春一番が吹くので飛行場には行かず、自宅で一日中作業です。
胴体の細工
胴体の細工はキャノピー取付部、カウル取付部だけになりました。
キャノピー取付部、ブッシュの取付け
キャノピーの土台を胴体にセットしてノックピンとノックピンを受けるナイロン(ジュラコン?)ブッシュがタンク・点火ユニット室カバーなどの部品と干渉しないようにノックピンとブッシュの位置を決めます。
ノックピン(この段階ではノイズレスパイプだけ)をバルサの粉と瞬間接着剤で仮止め状態にして、
ノックピンと部首がタンク・点火ユニット室カバーと干渉しないことを確認します。
目論見どおり、タンク・点火ユニット室カバー固定用のステーとブッシュを一体化できそうです。
粘土細工のような感じでブッシュの周りに木粉入りエポキシ樹脂を練り込みました。
硬化後にキャノピーの土台を外してブッシュを本格的に固定します。
カウル取付け部
カウルの工作が進みつつあるので取付けステーを取り付けました。
こちらは後側のステーです。スタイロフォームの弾力で押し付けています。スタイロフォームは百均のグルーガンで固定しています。ずっこけそうになったところがありますからステー自体も部分的にグルーガンで固定しています。
前側のステーは機首ブロックのバルサに溝を切ってはめ込みます。写真の左側のステーはまだ取付け前です。
キャノピー取付部とカウル取付け部のエポキシ接着剤が硬化すれば胴体側の細工は終わりです(後でいろいろ気が付くところが出てくるかもしれませんが)。
キャノピーの作業
スタイロフォームを切り出すのはまだ先ですが土台(骨組)の工作を進めます。ラッチ機構も作ってしまって骨組みに固定します。
骨組
仮付けではノイズレスチューブだけを固定しましたが、2mmのカーボンロッドをバルサの粉と瞬間接着剤で強固に接着しました。ここが壊れたことはないのですが頑丈に作るに越したことはありません。
バルサ合板?の前蓋(先端の部材を「前蓋」と名付けました)を土台に接着します。グラグラですがスタイロフォームを接着すれば丈夫になります。タンク・点火ユニット室カバーの間に薄めの厚紙のスペーサーをかませて直角になるようにします。
キャノピーの後端の部材を胴枠と同じ作り方で作って胴体に仮止めした土台に接着します。すでにラッチ機構が付いています。
ラッチ機構
ラッチはいつものとおり自作です。付ける側に合わせて自由に作れるのでお仕着せの既製品を苦労して取り付けるより楽じゃないでしょうか(既製品を使ったことがないので断言はできない)。
作る本人の考えを整理するために設計図を引くのですが、実際には手持ちの材料に合わせて適宜修正します。
ジャンク箱から探し出した材料はこんな感じです。ホイールリテーナーはアルミではねじ切る恐れがあるので鉄製にしました。バネのストロークは10mmあるので十分です。ピンの軸受けは内径2mmのノイズレスチューブです。
ホイールリテーナーの直径に合わせて部材を切り出してこんな感じに組み立てます。
胴体側のピン受けにピアノ線を差し込んだ状態でラッチ機構の両側を1.8t合板で固定します。
接着剤が乾いた後取り外してみるとこんな感じです。
後はスタイロフォームを乗せて整形して表面処理をすれば完成です。