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細かい工作

 FRP工作などの大物の作業のかたわらに細かい工作もしています。

こてるNGHのタンク・点火ユニット室カバー

 修理がほぼ終わったこてるNGHのチェックをしていたらタンク・点火ユニット室のカバーが見つかりません。掃除をしたときにゴミと一緒に捨ててしまった可能性が大です。
 ということでカバーを作りなおすことにしました。


 ところで最初から脱線です。


 今月のラジコン技術は買いましたか? 「UI Designer」という二次元CADが紹介されています。二次元のCADで図面を引いているのは僕のような偏屈者だけではありません。
 ラジコン技術で紹介されているソフトは有料ですが僕が使っている「Jd_cad」は無料です。
 Jd_cadは汎用のCADソフトですがラジコン機の設計や部品図の作成に十分使えます。文系のIT原始人の僕でも下のような図面を引くことができます。

 図面が描けることとそのとおりに製品を作れるかは別問題ですが、少なくとも図面は引けます。ラジコン技術に載っている図と比べて「レベルが低いな」とかは言わないでください。


 3D CADは人間が作っているのか機械が作っているのかわからないのでちょっと抵抗がありますが、2次元CADは便利なソフトですから自作派の方々には強くお勧めします。
 もちろん専用のCADの方が高性能でしょうからラジコン技術で紹介されているように「株式会社スターフライトジャパン」から「UI Designer 6.0」を購入した方が良いでしょう
 模型業界の存続発展のためにも汎用品や代用品ではなく模型専用品を買うべきです。
 僕も財政状況に余裕があれば模型専用品を使いたいところです。


 本題に戻ります。


 こてるNGHの図面を開くとカバーの図が出てきました。紙で設計図を作っていた頃の機体のデータはすべてなくなってしまいましたが電子データで図面を残しておくと助かります。

 10mm厚の枠の上に、10mmバルサ2枚、4mmバルサ1枚を組み合わせたブロックを重ねた構造になっています。


 同じようなカバーの製作記事は以前にも書きました。

 今回は以前の記事と違うところをかいつまんで書きます。

 胴体側にカバーを固定するためのブラケットがすでに付いていますからそれにぴったり合うように枠を作ります。
 ブラケットの位置に合わせて枠を作るのは枠に合わせてブラケットを付けるよりも難しいのですが仕方ありません。

 枠の上に10mmバルサと4mmバルサで組み立てたブロックを接着します。ブロックを組み立てる時の接着剤はバルサの継ぎ目が目立たなくなるようにセメダインCです。写真ではすでに粗削りが進行しています。

 裏側はこんな具合です。裏側の肉抜きも進んでいますが、より軽いハッチになることを目指して枠とブロックをはがしてブロックの内側を極限まで肉抜きする予定です。2gくらいは軽くなるんじゃないかと思います。


 FRPカウルの形ができなければタンク・点火ユニット室カバーの最終的な整形はできないので今日のカバーまわりの工作はこの辺で終わりです。

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