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ホイールパンツの新規製作② ピアノ線脚用ブラケット

 ピアノ線脚用のホイールパンツを作るにあたっては、取付け用のブラケットやホイールの寸法に合わせてホイールパンツの幅(厚さ)を決めるという順序にします。
 構成部品を並べて寸法を見積もってもいいのですが、実際に作って見るとたいていは見積りどおりに行きません。そこでブラケットを先に作ってしまうことにします。

ブラケットは内蔵式

 ピアノ線脚用のホイールパンツは見ばえが良いように脚に取り付けたブラケットの外側に被せるタイプにします。
 このタイプのブラケットは以前にも作ったのですが1年以上前の去年の9月のことなので既にどう作ったのか記憶があいまいです。でも、ブログで記事にしていたおかげで自分が何をしたかを振り返ることができます。

ブラケット材の切り出し

 ブラケットにはホームセンターで見つけたこんな金具を流用します。左右の二つを別々に作っても寸法どおりに加工できるわけがないので2枚をしっかりねじ止めしていっぺんに加工します。
 元から開いている穴はせっかくですから流用して二つの穴の中央に脚の軸が入る3.2mmの穴を開けます。

 めでたく3.2mmの穴が開きました。

 当たり前ですが3.2mmのピアノ線がぴったりはまります。

ホイールリテーナーとナットの取付け

 鉄板のブラケットに内径3.2mmのホイールリテーナーと2.6mmのナットをはんだ付けするのですが僕にとってはこれが難関です。
 良い知恵も浮かばないので前作同様、MDFの板と竹串で治具を作ってホイールリテーナーとナットの位置を固定しバーナーであぶることにしました。

 治具はこんな具合です。

 ホイールリテーナーとナットをセットして、

 バーナーであぶってはんだを流しました。これは一つ目です。

 二つ目の金具のはんだ付けが終わると治具はご覧のとおり真っ黒こげです。治具の耐久性は左右一組を作る程度でしょうか。2つ目は熱を掛け過ぎてはんだ付けが上手くいっていません。

 ナットを取り付けたところに回っているハンダを除去するため2.6mmのタップを立てました。ところで2.6mmのタップというものは入手困難ですね。秋葉原で買ったものを大事に使っています。

 金具の余分なところを切り離しました。金切りばさみでは歯が立たないのでショボいカナノコと回転砥石を使ったのですが、回転砥石の方が疲れずに済みます。
 はんだ付けが汚くて美麗な仕上がりではないのですが外から見えないところですから気にしません。切ったところの面取りをしてブラケットは完成とします。

ホイールとの組み合わせ

 手持ちのホイールはこんな具合です。直径は45mmから64mmくらいまで、厚さも様々でハブの内側がえぐれているもの、そうでないものといろいろです。

 ハブがえぐれていて幅が狭い(薄い)直径52mmのホイールなら最もスマートな組み合わせになります。中古品でロゴが消えていますがアイエムの製品だと思います。この組み合わせなら内のりが30mmくらいのホイールパンツにすることができます。
 が、アイエムやテトラの高品質の製品が未来永劫入手できる保証はありません。

 たぶん中国製の機体に付属していた直径64mmの製品は、ハブがえぐれていなくて幅が広い(厚い)という、条件が一番厳しいホイールです。これと組み合わせるとホイールパンツの内のりは36mm以上必要でしょう。
 こういうホイールなら今後も安定的に入手可能でしょうから新しく型を起こして作るホイールパンツはこれが楽に入る寸法にします。厚めにはなりますが実機感は出ると思います。

脱線、ブログのアクセス数の怪

 ムラゴンのブログサービスでは自分の記事の24時間分、7日分、14日分、30日分のアクセス数が分かります。
 こてる32の仕様変更やホイールパンツの記事を書くとき僕が自分で書いた昔の記事を何度も読み返しました。
 すると、ホイールの作り方の記事やENYA SS35関係の記事の24時間分のアクセス数が多くなっていることに気が付きました。
 昔の記事のアクセス数が多くなるのはおかしいと思ってムラゴンの「お問い合わせ」機能で「まさか自分の記事を自分で読んでもアクセス数としてカウントするのでしょうか」と運用側に確認すると、自分の記事を自分が読んだらその分もアクセス数になるとのことでした。
 そういう仕様では自分の記事を自分でせっせと閲覧してアクセス数を稼ぐことができてしまいます。自分で勝手に人気記事をでっちあげることもできそうです。他人に迷惑を掛けることではないでしょうがそんな仕様でいいんでしょうかね?

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