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スタイロフォームでフロートを作る⑨、フロート本体は概ね完成

 支柱の工作を始める前にマイクログラスを貼って表面を強化しフロート本体を運用可能な状態に持って行きます。

マイクログラス貼り

 単純な形なのでマイクログラスは1枚で貼りますが・・・

 二次曲面になっているところは切り込みを入れてなじませます。
 強度は必要ですがスタイロフォーム表面とグラスの間に樹脂がたまっても強度はそれほど上がりません。使う樹脂は、もったいないので軽量化のためグラスに樹脂が浸みこみグラスがスタイロフォームに密着する最小限の量にします。

 マイクログラスを貼り終えた状態です。

 トリミングするとこんな状態になります。水切り板がよれているところがあります。カッコ悪いのですがこのままいきます。


 #200のグラスクロスを貼った底面もマイクログラスを貼った側面と上面もグラスの目が残っている状態です。

 底板のグラスクロスの目はこんな具合でかなり目立ちます。水切り版のフィレットもデコボコです。


 こちらは前作の底です。マイクログラスを2重に貼ったような気がします。強度も出ているし平滑になっているのでグラスクロスを貼ることはなかったかもしれません。

表面の平滑化

 グラスの目は塗装の段階で埋めても良いのですが、エポキシ樹脂とウレタン樹脂ではどう考えてもエポキシの方が強度が上でしょうから丈夫に仕上げるためにエポキシ樹脂を塗ります。
 表面に付着したゴミを取る程度にグラスを破らないように軽くサンディングします。
 追加のエポキシ樹脂を塗ることにはスタイロフォームの層に塗料のシンナーが回ることを防ぐ意味合いもあります(塗装するかしないかは試験飛行の後で決めるんですけどね)。

 最初にマイクロバルーンが入っていない樹脂をサンドペーパーで削ってボソボソになったところや含浸が不十分なところを狙って薄く塗り・・・

 マイクロバルーンを混ぜてかさ増した樹脂をその上から塗ります。

 マイクロバルーンを混ぜた樹脂なら揺変性が出ない(歯磨き状にならず水飴状になる)のでなじんで滑らかなRができました。

 コスメ用のスポンジで樹脂をしごくとグラスの目に入った樹脂を掻き出してしまうので百均で買ったシリコンのへらを使って樹脂を伸ばします。


 側面と上面のマイクログラスの目はかなり埋まりましたが底のグラスクラスの目はあまり埋まっていません。が、運用上は問題がない状態にまで持ってこれましたのでこの状態で試験飛行をします。試験飛行の結果が良ければ塗装することにします。


 後は支柱ができればフロートの実験ができます。

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