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こてる32を作る(番外編)ENYA SS35への適合⑥、カウルの形ができた

 OS 32SX搭載のこてる32は、プラスチック製スピンナー装着、追加で鋼鉄のプロペラワッシャを3枚追加するだけで重心位置が合いました。


 ENYA SS35を乗せたら重心位置がどうなるかエンジンの重さを量ってみました。

 OS 32SXにハットリマフラーを付けると353g、

 ENYA SS35にハットリマフラーの組み合わせでは320gですから33g軽くなります。これだけ違うと重心位置は数ミリ動きます。
 重心位置を同じにするには機首におもりを付けなければならないのですからカウルはあまり軽量化しない、つまりあまり肉抜きしなくても大丈夫ということになります。


 大晦日、元日と飛行場に行けない日にエンジンを乗せ換えて様子を見ました。
 フェイクの防火壁を使って材料を切り出して組み立てたのですが実物に付けても大体上手く納まりました。

 このまま作業を続けて大丈夫と判断して防火壁側の箱の部分と前の方をくっつけて整形します。

 削っているうちに部材が足りないところが出てきたのでバルサを継ぎ足します。

 木目の流れが変わったのですが機首の下側の目立たないところですからいいでしょう。

 組み立てが終わって、先端の方の整形も終わりました。

 内側はこんな具合です。リューターで削るとカウルに反響して結構うるさい音がします。「変な音がする」というクレームが来たのでほぼ丸刃の彫刻刀と指に巻き付けたサンドペーパーだけで肉抜きしました。
 前作を教訓に、構造的に弱いシリンダーとマフラーの間のフェアリングは竹串と木粉入りエポキシで補強しました。

 重さを量ると約30g強、肉抜きをあまり頑張らなかったのでエポキシ処理前の段階で前作より5gくらい重くなっています。


 あとは現物合わせで胴体本体とうまくなじむように最終的に整形して、固定用のフックを付け、エポキシ処理して完成ですが、しばらくはこのままの状態で保管しておきます。

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