こてる32を飛ばす-3 クセ取りはほぼ手付かず
年が明けて好天が続いています。
空気が澄んでいるので初日の出を拝みに行った近所の土手から富士山が見えました。僕が生まれたところからは富士山の正面が見えましたが、今住んでいるところからは富士山の左側(宝永山側)が見えます。
スマホで初日の出を取りました。レンズの関係か何かはわかりませんが写真の上の方にも太陽の像が写っています。月食のときに月の写真を撮ったのですがその時も変な写真になりました。
元日は無風でしたが孫対応をしなければなりませんでした。2日は風が出てきたので無理はしたくない、ということで今年の初飛行は1月3日になりました。
令和5年の初飛行
重心位置は、バラストなし、スピンナーナット仕様では空虚状態で37%くらいなので厚めのスチールのプロペラワッシャを4枚つけた上でプラスチックのスピンナーを付けて35%くらいにしました。
家を出たときには風はあまりなかったのですが飛行場に着くと3mくらいの風でススキの穂が激しく揺れています。
翼端バラスト
前後の重心を取ったので次は左右の重心を取るのが順序でしょう。
僕は「どうせ飛ばさなければ左右バランスは取れない」という考えで、飛ばす前にはバラストを積みません。明らかに右が重いことが分かっている状態から調整を始める方が調整しやすいんじゃないかと思います。
飛行場に両面テープと板おもりを持っていきます。これを翼端のプランクしてあるところに貼る予定です。
1回目はバラストなしで飛ばしました。普通に飛ばしてロール軸のトリムが取れた状態で背面で飛ばしたらどうなるか観察します。
理屈から言えば、右が重い状態でトリムが取れていれば背面にすれば左に(右翼側に)ロールするはずです。
が、背面水平飛行ではロール癖が分かりません。宙返りをさせてどちらの翼が外側に逃げるかで判断しようとしましたがよくわかりません。
クセが分からない状態でバラストを乗せてもわけがわからなくなると考えて2回目もバラストなしで飛ばして様子を見ることにしましたがどうにもよくわかりません。
風が強くなってきたし、ほかのメンバーも帰り支度を始めました。一人ぼっちで風の中をバラストを貼ったり外したりするのはいやなので飛行は2回で切り上げました。バラストの調整は未完成です。
ナイフエッジのクセの確認
右ラダーのときの起き癖が左ラダーの起き癖より強く出ます。ここまでは2回飛ばして確認できました。
同時に複数の調整をするとわけがわからなくなるし、左右のバランスが取れていない状態ではラダーからエルロンの正確なミキシング量は決められないと思ってとりあえず指ミキシングで対処しました。
くせ取りは中途半端というか、ほぼ手付かずです。風が弱いときにやり直すことにします。