年金生活フライヤーのブログ

ラジコン飛行機関連のブログ

こてる32を作る-51 艤装、胴体窓のフィルム張り、メカ積み

 胴体ハッチや尾翼のホーンバランスの塗装はまだですが、胴体の塗装が終わったので艤装すれば飛ぶ状態になりました。

艤装

 尾輪関係の工作の続きです。

 尾輪の回転軸を差し込むジュラコンのブッシュとノイズレスチューブを取り付けます。胴体側の3mmの穴にエポキシ接着剤を付けて差し込むだけですが、それほど壊れるものではありません。

 尾輪の抜け止めも接着します。エポキシ接着剤が余計なところに付かないように養生します。

 抜け止めの位置が決まったらマスキングテープを外します。流れたエポキシが自然な感じでなじみます。


 主翼の抜け止めを固定します。

 主翼側の抜け止めのFRPの爪を差し込むソケットに30分硬化型のエポキシ接着剤を塗り、
胴体側にFRPの爪を取り付けて、爪の先端にわずかに接着剤を塗り(塗りすぎるとどうなるかは想像がつきます)、

 ガタが出ないように組み立てます。


 防火壁にENYA SS35用のリモートニードルのステーを取り付けます。ニードルバルブを付けなければ現行のカウルが使えます。

垂直安定板へのフィルム張り

 垂直安定板にフィルムを張ります。最近のやり方として、左右一枚ものにして、前縁で折り返して張ることにします。これだと前縁がすっきりします。

 僕はフィルムを張った後にきれいに切るということはできないので正確な型紙を作っておくことが重要です。


 垂直安定板の前縁の部分で、アイロンのこて先をごく低温にして仮止めし、

 後縁で固定します。ピントが合ってませんね。
 型紙を正確に切っておいて前縁にぴったり合わせて貼れば左から持って来たフィルムと右から持って来たフィルムが後縁でぴったり合います。

 このやり方なら前縁に継ぎ目が来ません。

 胴体側面の窓の部分も型紙を作ってフィルムを切り出します。
 塗装しているところにアイロンを当てることになりますが、こて先はフィルムの接着剤が溶ける最低限の温度にします。

 こて先の温度が高すぎると塗装面が泡立ちます。せっかくコンパウンドを掛けたのに台無しです。フィルムも強く収縮しています。


 とまあ、フィルム張りについてごたくを並べましたが、ラジコン技術1月号の付録のDVDを見た方が良いでしょうね。残念ながら僕の家ではDVD再生機器が全滅状態なので見ることができません。

水平安定板の取付け

 水平安定板と胴体の接着には胴体のクリヤ塗装となじむように透明なエポキシ接着剤を使います。きれいに仕上げるためにしっかりとマスキングします。
 主翼を取り付けて主翼と平行になるように機軸線と直角になるように取り付けます。最初は数か所で仮付けし、ちゃんとついていることを確認してから接着剤をしっかりすり込みます。

 マスキングテープをはがすとこんな具合になります。まあまあの出来です。

メカ積み、重心合わせ

 サーボベッドの細工は全部しておきましたからサーボはすぐに取り付けられます。
 

 サーボ、タンク、スイッチの位置は設計当初から決めていましたが電池と受信機の位置は重心位置を見て決めます。うーん、電子スイッチがでかい。
 主翼と胴体ハッチ以外の飛ぶのに必要なものをすべて付けて重心位置をチェックします。

 サーボを尾翼の前に二つ積んだのでテールヘビーになっていないか心配でしたが胴体の前の方、タンク室に電池を突っ込めば重心位置は35%くらいの所になりました。エレベーター―のコントロールロッドを付けるので後ろはこれよりわずかに重くなるでしょうが、余計なバラストは積まなくて済みそうです。


 次は受信機と電池を取り付ける細工とリンケージです。

×

非ログインユーザーとして返信する