こてる32を作る(番外編)ENYA SS35への適合③
表題が長いので「ENYA SS35への換装ができるようにする」から「ENYA SS35への適合」に短くしました。
本体の工作で残ったのは色塗装だけになったのでENYA SS35への換装ができるようにするための工作を進めます。リモートニードルのステーの取付けは終わったのでカウルの作成になります。
専用カウルを作る
バルサ製とスタイロフォーム製のカウルの比較です。
写真のOS 32SX用のカウルの仕上がり重量は約31gでした。
同じような形と寸法のこてるNGH用のスタイロフォーム製のカウルは30gを切っています。
バルサの組立構造というか積層構造は、生地完成?まではスタイロフォーム製より重くなりますが表面処理による重量増加が少なくて済む分、スタイロフォーム製と大差ない重量になりました。スタイロフォーム製では実用に耐えるレベルまで表面強度を上げ、耐燃料性を確保しようとするとスタイロフォームと同じ重量くらいの樹脂やらグラスやらが必要で思いのほか重量がかさみます(電動機用として作り、デコボコになっても気にしなけりゃ軽くなるんですけど)。
スタイロフォーム製のカウルは木目調に塗装しましたが本物のバルサとは比べるべくもありません。OS 32SX用は透き漆の塗り物の茶碗のようないい味が出ています。木口の感じが味わい深いと思いませんか?
ENYA SS35用もバルサ積層構造にすることにしますがOS 32SX用より軽くすることを目指します。材料の継ぎ目や木目の流れも考慮して32SX用より美麗になることを期待します。
材料を切り出して、
フェイクの防火壁にエンジンを据えて、エンジンに干渉しないように部材の組立てを始めました。
今日の作業はここまでです。カウルの工作は中断して色塗装にかかります。