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こてる32を作る-53 色塗装①

 飛行機は飛ばせる状態になっています。さらに、特定区域上空で飛ばす無人航空機(こてる32)を追加することを内容とする特定区域の変更届出の国交省での審査が終わったというメールが火曜日(12月20日)に来ました。これで飛ばすことができるようになったのですがぐっと我慢して工作を続けることにします。
 12月22日は朝から雨でしたが午後になるとからりと晴れました。カウルの製作を中断して塗装に出かけました。

スカイグレーの吹き付け

 残っている作業は胴体ハッチ(キャノピー)、ホーンバランス、エルロンサーボベッドの色塗装です。クリヤのままでも飛ばすことはできますが、エルロンサーボベッドやホーンバランスはともかくキャノピーが写真の状態のままで飛ばすと、「味わいがある」とかいってごまかすことができない未完成感というかみすぼらしさがあります。
 キャノピーの本体はスカイグレー、キャノピーの枠とホーンバランスは白、エルロンサーボベッドは赤にします。
 最初はキャノピーの色のスカイグレーをすべてに吹きます。白や赤で仕上げるにしてもサフェーサー代わりにグレー系の色を吹いておいた方が少ない塗料で色が付いて軽く仕上がるような気がします。木目やグラスの目を多少なりとも埋める効果も期待できます。


 キャノピーの部分です。タレを出したくないので塗料の出方を少なくしました。塗膜はきれいですが色が付いたらグラスの継ぎ目とかの生地の欠陥が目立つようになってしまいました。機体の他の部分がなまじきれいになっただけにこのままにしておくとバランスが取れません。もう一度吹くことにします。


 エルロンサーボベッドはグラスのエポキシ貼りにウレタンクリヤを薄く吹いた状態でした。グラスの目はかなり埋まっています。
 ホーンバランスを吹こうとしたら塗料が終わりました。試し吹きのし過ぎです。わずかばかりの塗料を作るのも面倒なのでいきなり白を吹くことにしました。行き当たりばったりなところが良く出ています。

禁断の実験をやってみる

 前にも書きましたがローザのウレタン塗料の硬化剤が固まってしまいました。とりあえず新品の硬化剤を買いましたが冷凍庫で保管するというようなことをしない限り次に塗装するときにまた固まってしまう恐れがあります。
 違うブランドの硬化剤は流用したくないと以前の記事で書きましたが、前言を撤回して硬化剤が流用できるか試してみることにしました。


 ローザの硬化剤はポリ容器入りで表面が固まってその下側で粘度が高くなった硬化剤がドロッとした感じになっています。フライトホビーの硬化剤はガラス瓶に入っていて粘度が上がっていますがまだ使えそうです。
 経験上、ポリ容器入りよりガラス瓶入りのほうがもちが良いのでフライトホビーの硬化剤がローザの塗料に使えないか試してみます。
 こういう禁断の実験はマネしない方が良いと思います

 テストピースに塗ってみました。左のスカイグレーはローザの主剤とフライトホビーの硬化剤の組み合わせ、右の赤はオートバイのカスタムペイントをする業者が小分けで売っている塗料とフライトホビーの硬化剤の組み合わせです。

 赤の塗料は模型用に比べてお買い得でしたがポリ容器入りの硬化剤は買ってから一度も開封していないうちに完全に硬化してしまいました。同じ業者の白のサフェーサーと純色の白はかなり高性能な感じでした。
 丸一日置くと溶剤がほぼ飛びました。この段階ではべたつく、縮みが出る、分離するとかということはなく、溶剤系のラッカーが乾いたような感じになります。硬化剤が適合せず、塗料本来の性能が出なくても燃料や廃油が掛からないところなら使えないことはない感じです。
 さらに硬化が進んだらアルコール、ガソリン、グロー燃料が付いたウエスとかでこすって耐久力を試したいと思います。

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