こてる32を作る-44 操作系関連
動翼のフィルム張りが終わってコントロールホーンを取り付けられるようになりました。操作系関連の工作にかかります。
コントロールホーンの取付け
動翼にコントロールホーンを取り付けます。ホーンの長さはサーボのストロークを確認して決めます。
溝を掘ってエポキシで固めるとかなり頑丈です。墜落した機体からホーンを取り外すときは動翼を壊さなければならないほどです。
3mmビスが入る穴を開け、
ホーンがはまる部分のフィルムを現物合わせで切り取り、
ホーンをはめてみます。ホーンを軽く押し込んだ状態で固定できるようにタイトに溝を切っておくとホーンの取付けや接着剤が固まるまでの仮止めが非常に楽です。
溝にエポキシを流してホーンを押し込むのですが、ホーンの周りに接着剤がきれいに流れるように養生します。
ホーンの周りの余分なエポキシ接着剤を取り除いてからマスキングテープをはがすと接着剤がきれいになじみます。
写真の下のビスが飛び出ているのはラダーです。長いねじを差し込んで瞬間を流して固定しています。ビスだけだと心もとないのでナットも瞬間で固定します。ジュラコンやアルミの既製品の支えもありますが、今回は垂直安定板に干渉したのでこのような簡略なやり方にしました。こういうやり方で壊れたことはないので大丈夫でしょう。
自作のコントロールホーンの作り方はこちらを参照してください。
エルロンサーボベッドの細工
エルロンサーボベッドの取付けが美麗になるように座ぐり的な加工をします。
皿ビスの頭がはまる穴の部分のグラスを切り取り、
作業中の写真はありませんが木粉入りエポキシをねじの頭の下に塗って皿ネジをねじ込んでこんな具合に主翼に止めます。ねじ込むとニュルニュルとエポキシが出てきますからきれいにぬぐい取っておきます。
サーボベッドが外れないと大事になりますから主翼側にセロテープで離型処理をします。
座ぐり的な加工の作業工程はこちらをご覧ください。
コントロールホーンとエルロンサーボベッドのエポキシが完全に硬化するまで次の工程に移れませんから無人航空機の登録記号の転写の準備などの別の作業をします。