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こてる32を作る-36 エポキシ処理①

 動翼のフィルム張り、各部のエポキシ処理が終われば完成に近づきます。
 日曜日(12月4日)に飛行場から帰ってきて月曜日(12月5日)まででエポキシ処理の一段階目まで終わりました。

エポキシ処理の準備

最終的な表面仕上げ

 パテを盛ったところを整形します。垂直安定板の付け根は目立つので頑張ります。

 これ以上修正したらバルサが削れてしまうので妥協しました。

脚を取り付ける

 ベタベタするものを置けるように脚を付けます。

 バイスプライヤ―でFRPの脚押さえ板を2枚挟んで2枚いっぺんにに取付けネジ穴を開けます。

 ジャンク箱に保管していた脚押さえ板のいろいろです。黒いのはわざわざ型を起こしてカーボンクロスとカーボンロービングで作った高級品です。
 あるときただの板にスペーサー(プラスチックのブッシュやナット)をかませればいいんじゃないのと考え直してアルミ板でも作りました。ジュラルミンではない普通のアルミ板ではハードランディングで曲がったことがあったことを教訓に1.5mmFRP板を2枚貼り合わせたものを作りました。今回はFRP板製にします。

 取り付け方です。取付け部の中央の竹串は脚の位置決めのノックピンで脚の穴にはめます。脚は黒のゴム板で挟んで固定します。最近の機体では板脚の固定はこのやり方にしています。

 取り付けた状態です。脚の位置は中央のノックピン(竹串)と脚押さえ板のスペーサーでずれないようにしています。

 脚カバーに干渉しないことを確認します。ゴムの弾力で脚が多少動きますから余裕を持たせています。
 ピアノ線差し込み式の主脚も取り付けられるようにしていることを思い出しました。

 3.2mmのピアノ線の代わりに竹串を指してみるといい塩梅です。


 尾輪の取付け部は3mmの穴を開けただけです。ノイズレスチューブを差し込んで尾輪脚の回転軸の受けにします。塗装が終わるまで尾輪の代わりに竹串を刺しておきます。

 竹串で立っているところはお盆のお供えのようです。

マスキング

 樹脂が回ったら困る所を養生しておきます。

 カンザシが入るパイプに樹脂が流れたら大変なことになりますが、パイプの周りは樹脂を浸み込ませて丈夫にしたいものです。ということでパイプの内側をマスキングしました。

 水平安定板が入る開口部は水平安定板とのはめ合いがタイトなので樹脂が回らないようにします。

 エポキシ処理をする前に体重測定をしてみました。ラジアルマウント込みで267g、あまり軽くなっていません。

グラス貼り前のエポキシ塗布

 グラスを貼る前にバルサに樹脂の層を作って余計な樹脂を吸い込まないようにします。このやり方の方が樹脂が少なくて済むような気がしますけどどうなんでしょう。
 樹脂にはアメ色というかハチミツ色という製品やそれより色の濃い茶褐色に近い製品もありますが、クリヤ仕上げにしますから透明度の高い樹脂を使います。
 前作の製作記事を見たら主剤10g、硬化剤4gでまかなえましたので今回もその量を踏襲します。記録は取っておくものです。

 エポキシ処理をするものが結構あります。
 丈夫にしたい機首下面などに樹脂を垂らし、それをへらで広げてスポンジでなすり付けるよう広げてテラテラに光る所ができないようにします。コスメ用品の使い捨てのスポンジが良い感じです。
 カウルに樹脂を塗るころになると混合した樹脂が残り少なになりました。

 粘りが出た樹脂をなすり付けていたら変に力が掛かって構造的に弱そうなところがまた折れました。ここが折れたのは4回目くらいでしょうか。硬化促進過熱箱で樹脂を硬化させてから修理します。竹串でも差しておくべきでしょう。


 この樹脂のセットで数機作りましたがいよいよ樹脂が残り少なくなってきました。正確に量って混合したはずですが硬化剤の方が速くなくなりそうです。
 コスメ用のスポンジは2個使いました。バルサをしばらくこすっていると次第にボロボロになります。


 樹脂が硬化してペーパーを掛けれらるようになるのは翌日になるので別の作業をします。

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